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なぜ歯周病になると歯を失うことになるのか [2018年04月18日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯周病で歯を失うのはなぜか」です。
「歯の周りの病気」と書く歯周病は、文字どおり歯ではなく歯肉の病気です。

このため一見歯とは無関係に思えますが、歯周病が進行すれば歯を失うことになります。
歯肉の病気である歯周病でなぜ歯を失うのか?…それを疑問に思う人も多いでしょう。
そこで、ここでは歯周病で歯を失う理由について説明していきます。

歯周病で歯を失う理由

歯周病で歯を失う理由を説明するには、歯周病の症状を知ってもらうのが早いです。
歯周病になると歯肉が炎症を起こして腫れや変色が見られるようになりますが、
歯周病の症状はそれだけではなく、進行することで歯槽骨が溶かされてしまうのです。

この歯槽骨というのは上下の顎骨で、歯を支える役割を持っています。
つまり歯槽骨が溶かされてしまうことは、イコール歯が支えを失ってしまうことになるのです。
支えを失った歯は不安定になり、例えるなら土台を失った建物に等しい状態です。

当然グラつくようになりますが、治療しない限り歯周病は進行してどんどん歯槽骨を溶かしてしまいます。
やがて歯は支えを完全に失うことになり、最終的に抜け落ちてしまうのです。
これで歯を失うことになりますし、末期段階まで進行すると治療したとしても抜歯が必要で歯を失います。

歯周病で歯を失わないためには

「歯周病になる=絶対に歯を失う」というわけではありません。
歯周病で歯を失うのは歯槽骨が溶かされることが理由ですし、
進行前の初期段階の歯周病では歯槽骨が溶かされることはありません。

このため、初期段階で歯周病を発見すれば例え歯周病になっても歯を失うことはないのです。
また初期段階の歯周病は治療も容易なため、治療方法も辛いものではありません。
歯科医院でプラークや歯石を除去して、自身でプラークコントロールを行う…これで歯周病が治ります。

つまり早期発見と早期治療ができれば、歯周病で歯を失う事態にはならないのです。
しかし実際には歯周病で歯を失う人が多く、事実歯周病は日本人が歯を失う要因の1位になっています。
ではなぜ歯周病の早期発見と早期治療は難しいのでしょうか。

歯周病の早期発見と早期治療が難しい理由

歯周病の早期発見と早期治療が難しいのは、歯周病には自覚症状がないからです。
目立った自覚症状がないため自分が歯周病だと気づかない、
気づかないために歯科医院に行こうと思わない…その結果末期段階まで進行を許してしまうのです。

ちなみに虫歯も最終的には歯を失ってしまう病気です。
しかし虫歯で歯を失う人が少ないのは、そこまで進行するまでに虫歯に気づくからです。
何しろ虫歯には痛みという分かりやすい自覚症状があるため、その時点で虫歯に気づけますからね。

自覚症状というのは自分が病気であることに気づくきっかけとなる大切な症状です。
歯が痛いから虫歯だと気づく…だからこそ意図的に放置しない限り虫歯で歯を失う人はいません。
一方歯周病には虫歯の痛みのような自覚症状がなく、実際に「静かなる病気」とも表現されています。

歯周病の自覚症状

虫歯の痛みのような分かりやすいものはないですが、歯周病も自覚症状が全くないわけではありません。
以下は全て歯周病になることで起こる自覚症状です。

・口臭がする
歯周病になると歯肉から膿みが出ますし出血もします。
さらに口の中で細菌が繁殖するため、キツい口臭がするようになります。

・歯肉が赤く腫れる
歯周病になると歯肉が炎色を起こしますし、歯周病菌と戦うために血液が集中します。
その結果歯肉が赤く腫れ、触るとプヨプヨとした感触があります。

・歯肉から出血しやすくなる
炎症を起こした歯肉はちょっとした刺激で出血するようになります。
ちなみに、特にそれが起こりやすいのは食事している時や歯磨きしている時です。

・歯が長くなって見える
歯周病が進行すると歯槽骨が溶かされ、その影響で歯肉が退縮して下がります。
歯肉が下がることで歯の根元が露出してしまい、一見歯が長くなったように見えます。

・冷たいものや熱いものがしみる
虫歯の時に起こる自覚症状ですが、歯周病でも冷たいものや熱いものがしみることがあります。
歯周病が進行して露出した歯の根元はエナメル質に覆われておらず、冷たさや熱さでしみてしまうのです。

敢えて項目に入れなかったですが、最も分かりやすい自覚症状として「歯がグラつく」があります。
しかし歯がグラつくのは歯周病が相当進行している場合ですから、
その自覚症状で歯周病に気づくのでは遅すぎます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病で歯を失うのはなぜかについてまとめます。

1. 歯周病で歯を失う理由 :歯を支える歯槽骨が溶かされ、支えを失った歯が抜け落ちてしまうため
2. 歯周病で歯を失わないためには :初期段階で歯周病を発見して治療する
3. 歯周病の早期発見と早期治療が難しい理由 :痛みのような分かりやすい自覚症状がないため
4. 歯周病の自覚症状 :口臭がする、歯肉が赤く腫れる、歯肉から出血しやすくなるなど

これら4つのことから、歯周病で歯を失うのはなぜかについてまとめます。
歯周病はほとんど痛みを感じないため、虫歯に比べて軽い病気だと考える人もいるでしょう。
しかしそれは間違いで、歯周病は進行すると最終的に歯を失う怖い病気です。
また進行した場合は治療も大掛かりなものになり、状態によっては歯肉を切開する手術が必要です。

歯周病が進行すると歯が長くなるのは本当ですか? [2018年04月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯周病になると歯が長くなるのか」です。
鏡を見たら歯が長くなっていた…その場合、歯科医院に行くと歯周病と診断される可能性が高いでしょう。

つまり今回のテーマに回答すると、歯周病になると歯が長くなるというのは本当です。
最も、正確には歯が長くなったわけではなく歯が長くなって見えるのです。
では、歯肉の病気である歯周病なのになぜ歯が長く見えるようになるのでしょうか。

歯周病の症状

歯周病になると歯が見える理由を理解するためには、まず歯周病の症状を知っておかなければなりません。
さて、歯周病になると歯肉が炎症を起こし、その影響で歯肉が腫れて変色します。
そして歯周病が進行すると歯槽骨が溶かされていきます。

歯槽骨とは上下の顎骨で、この歯槽骨は歯を支える役割を担っています。
つまり歯槽骨が溶かされるということは、歯が支えを失ってしまうということになるのです。
支えを失った歯はグラついて不安定になり、一定量以上の歯槽骨が溶かされることで抜け落ちてしまいます。

これは歯周病の症状であり、歯周病で歯を失う原因でもあります。
今回のテーマである「歯周病になると歯が長く見える理由」ですが、
これは歯周病になると歯槽骨が溶かされる症状が関係してきます。

歯が長く見える理由

歯周病が進行すると歯を支える歯槽骨が溶かされていきますが、
歯槽骨が溶かされることで歯肉が退縮します。そして歯肉が退縮することで歯肉が下がってくるのです。
歯肉が下がることで歯の根元が見えるようになり、その影響で歯が長く見えるというわけです。

イメージしにくい人は、長袖のセーターから指だけ出して状態を想像してください。
この場合、「長袖のセーター=歯肉」で「指=歯」になります。
さて、長袖のセーターから指が出ているものの、本来その奥には手首や腕がありますよね。

しかしそれらは長袖のセーターに隠れているため見えないわけで、袖をめくれば手首や腕が露出します。
これと同じです。歯肉に隠れた歯の根が歯肉の退縮によって露出しているのです。
そして本来見えない歯の根が見えることで、一見歯が長く見えるのです。

歯肉の退縮で起こる知覚過敏

本来歯は刺激に対して非常に敏感なのですが、普段刺激を感じないのはエナメル質の効果です。
エナメル質とは歯の表面を覆っている組織で、言わば歯を刺激から保護する存在です。
このエナメル質に何らかの理由で傷や破損があった場合、奥にある象牙質が刺激を感じてしまうのです。

これが知覚過敏と呼ばれる症状で、一瞬歯がピリッとしみるような感覚があります。
そして、歯肉が退縮して下がることでこうした知覚過敏が起きてしまうのです。
なぜなら、歯肉の退縮によって露出した歯の根はエナメル質に覆われていないからです。

こうなると冷たいものや熱いものの飲食でも歯がしみるようになりますし、
歯磨きなどのちょっとした刺激でも痛みを感じるようになってしまいます。
と言うことは、冷たいものや熱いものの飲食で歯がしみると歯周病の可能性があるということになります。

歯周病以外の原因で歯肉が退縮するケース

歯肉が退縮して歯が長く見える場合、可能性として最も高いのは歯周病です。
しかし必ずしもそうとは限らず、例えば以下のことが原因の可能性もあります。

・歯磨きの仕方に問題がある
歯磨きには正しい磨き方があり、間違った磨き方をすると歯を綺麗にするどころか逆に傷つけてしまいます。
例えばゴシゴシと強く磨きすぎた場合、歯肉が傷ついて退縮することがあります。
ちなみに、正しい歯の磨き方は歯科医院の定期検診や予防歯科で指導を受けられます。

・矯正治療の影響
矯正治療をしている人は、それが原因で歯肉が退縮することがあります。
最も多いケースとしては、必要な抜歯をせずに無理に矯正治療した場合です。
無理に歯並びを整えようとすることで歯槽骨から歯が飛び出し、その影響で歯肉が下がってしまいます。

…他にも、食いしばりや歯ぎしりによる歯への負担で歯槽骨が溶けて歯肉が下がるケースなどがあります。
いずれにしても原因を特定するには歯科医院での診察が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病になると歯が長くなるのかについてまとめます。

1. 歯周病の症状 :歯肉が炎症を起こして腫れてしまい、さらには歯を支える歯槽骨が溶かされる
2. 歯が長く見える理由 :歯槽骨が溶かされると歯肉が退縮し、結果歯肉が下がるので歯が長く見える
3. 歯肉の退縮で起こる知覚過敏 :露出した歯の根元はエナメル質に覆われていない
4. 歯周病以外の原因で歯肉が退縮するケース :歯磨きの仕方に問題がある、矯正治療の影響

これら4つのことから、歯周病になると歯が長くなるのかについて分かります。
実際には歯が長くなるわけではなく、長くなったように見えるのです。
それは歯周病の影響で歯肉が退縮したからで、
歯肉の退縮によって歯肉が下がると歯の根元が露出して歯が長くなったように見えるのです。

保険の入れ歯と自費の入れ歯はどう違いますか? [2018年03月21日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い」です。
入れ歯は大きく分けて、健康保険が適用される保険の入れ歯と自費の入れ歯の2つのタイプがあります。

これらを比較した場合、単純に費用だけで判断すれば自費の入れ歯を選ぶメリットはないでしょう。
しかし自費の入れ歯は費用が高い分、保険の入れ歯にはない特徴があります。
そして、ここでお伝えするのは自費の入れ歯が保険の入れ歯に比べてどう違うのかについてです。

歯の部分が違う

保険の入れ歯では、歯の部分に使用するものの種類がある程度限られているため、
患者さんの歯の形や色によっては入れ歯の歯だけバランスが悪くなって目立ちます。

これは保険の入れ歯の場合、歯としての機能性はある程度考慮されているものの、
見た目…つまり審美性においては細かくこだわっていないからです。

一方、自費の入れ歯は歯の部分に使用するものの選択の幅が広く、形や色が豊富に用意されています。
このため、患者さんの歯の形や色に合った自然な見た目を再現できるのです。

ただし、審美性は高くてもあくまで入れ歯であることに変わりはないため、
最先端治療のインプラントのような咬合力までは再現できません。

歯肉の部分が違う

入れ歯は歯だけでなく、歯肉の部分のつくりも重要なポイントです。
保険の入れ歯でもその点はしっかりしており、装着感の良さを再現しています。

さらに汚れにくい特徴もあるため、使用する上で不自由さを感じることはないでしょう。
ただし見た目へのこだわりは薄く、歯肉として使用できる形態に限りがあります。

一方自費の入れ歯は形態にもこだわっており、選択できる種類が豊富に用意されています。
なおかつ保険の入れ歯同様、装着感の良さや汚れにくさにおいても問題ありません。

これらをまとめると、保険の入れ歯の歯肉は機能性が高いものの審美性は低くなっており、
それに対して自保の入れ歯は機能性にも審美性にも優れているのです。

義歯床の部分が違う

保険の入れ歯の義歯床は分厚い仕様になっているため、一見割れにくく頑丈に思えます。
しかしその見解は少し違っており、割れやすいからこそ対処として分厚くなっているのです。

そして分厚い仕様のために熱を加えにくい問題があり、その影響で温度や味覚が感じにくくなっています。
例えば熱いお茶を飲んでも熱さを感じにくいため、飲んだ時に喉や胃に熱さを感じてしまうのです。

一方、自費の入れ歯の義歯床は金属の素材を選択することができ、
そうすれば従来の義歯床に比べて薄く、熱や味覚もしっかり感じられて違和感も少なくなります。

さらに落ちないように固定されていますし、耐久性も充分なレベルを再現しています。
分厚さだけに注目すると保険の入れ歯の方が頑丈そうですが、保険の入れ歯は落下で割れることもあります。

維持装置が違う

保険適用の入れ歯では、維持装置は残っている歯を囲むような形にして固定します。
この仕様が違和感を生む原因にもなっており、会話することで維持装置が見えてしまう問題もあります。

つまり、保険の入れ歯の維持装置は機能性も審美性もそれほど高くないのです。
一方自費の入れ歯の維持装置は仕様上、残っている歯に負担を掛けることがありません。

このため残った歯の寿命を延ばせますし、会話時に維持装置が見えない点で審美性にも優れています。
つまり、自費の入れ歯の維持装置は機能性も審美性も高い特徴があるのです。

ただし、自費の入れ歯でも外しての洗浄はどうしても必要ですから、
いくら入れ歯だと気付かれにくいといっても、一緒に住んでいる家族に対してその効果はありません。

5. 保険の入れ歯と自費の入れ歯のイメージ
保険の入れ歯のイメージを挙げるなら、「マニュアルどおりに仕上げた最低限の入れ歯」です。
この表現だと質が悪く思えるかもしれませんが、健康保険適用の基準は「最低限の治療」になっています。

素材にこだわり、なおかつ時間を掛けて製作すると費用が高くなってしまうため、
その点を考慮するとどうしても最低限の入れ歯になってしまうのです。

一方、自費の入れ歯のイメージを挙げると「オーダーメイドの入れ歯」です。
患者さんの要望に応え、歯や歯肉の状態に合った最良の入れ歯になっています。

このためどうしても費用が高くなってしまいますし、
こだわって製作する分保険の入れ歯に比べて製作期間も長くなってしまうのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いについてまとめます。

1. 歯の部分が違う :保険の入れ歯は種類が少なく、自費の入れ歯は種類が豊富
2. 歯肉の部分が違う :保険の入れ歯は形態が少なく、自費の入れ歯は形態が豊富
3. 義歯床の部分が違う :保険の入れ歯は分厚くて熱を感じにくく、自費の入れ歯は違和感が小さい
4. 維持装置が違う :保険の入れ歯は審美性が低く、自費の入れ歯は目立たないので審美性が高い
5. 保険の入れ歯と自費の入れ歯のイメージ :保険の入れ歯は「最低限」、自費の入れ歯は「オーダーメイド」

これら5つのことから、保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いについて分かります。
「入れ歯=保険適用」のイメージがありますが、このように自費の入れ歯も存在します。
そして、自費の入れ歯は審美性や機能性にも長けている特徴を持っています。
「審美性や機能性にこだわりたいけどインプラントするのは抵抗がある」、
そう思う人は選択肢の1つとして自費の入れ歯を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

歯周病と虫歯の予防方法は違うのでしょうか? [2018年03月21日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯周病と虫歯の予防方法について」です。

歯周病は歯周病菌に感染することで起こり、その歯周病菌はプラークの中に存在しています。
虫歯は虫歯菌に感染することで起こり、その虫歯菌はプラークの中に存在しています。
このように、歯周病と虫歯を比較するとどちらも要因となる細菌はプラークの中に存在することが分かります。

このため、どちらの病気も予防のためにはプラークの除去が重要ということになります。
では歯周病と虫歯は全く同じ予防方法なのでしょうか。

予防方法は同じ

歯周病と虫歯の予防方法は同じです。
病気を引き起こす要因となる細菌の種類は異なりますが、どちらの細菌もプラークの中に存在しています。
つまりどちらの病気もプラークの除去が予防のポイントであり、その点では全く同じなのです。

厳密に言えば歯周病は歯肉の病気ですから、特に歯と歯肉の間に溜まるプラークの除去が必要です。
一方虫歯の場合は歯と歯の間のプラークの除去が必要で、
なぜならここが最も虫歯の起きやすい箇所になっているからです。

同じ予防方法なのに一方が発症する理由

歯周病と虫歯は同じ予防方法ですが、一方が予防できて一方が予防できないこともあります。
つまり、「歯周病はないけど虫歯になってしまった」、もしくは逆のパターンです。
では、同じ予防方法なのになぜ同時に予防できないことがあるのでしょうか。

それは、発症の要因となる細菌が異なるからです。
例えば、インフルエンザはA型でもB型でも予防方法は同じです。
しかしA型とB型では原因菌が異なるため、一方だけ起きてしまうことがありますね。

歯周病と虫歯にもこれと同じことが言えます。
それぞれの病気の原因菌は歯周病菌と虫歯菌で、これらは全くの別物です。
例えば歯周病菌を除去できても虫歯菌が残っていれば、その時は虫歯にだけなってしまうのです。

デンタルフロスと歯間ブラシについて

歯周病も虫歯も予防の基本となるのは歯磨きです。
ただしきちんと予防するには精密な歯磨きが必要で、ブラッシングだけでは予防として不充分です。
さて、そんな歯磨きの精度を高めるためにデンタルフロスや歯間ブラシがあります。

実はデンタルフロスは虫歯予防に効果的で、歯間ブラシは歯周病予防に効果的とされているのです。
これはそれぞれの用途の違いが理由になっており、
デンタルフロスは歯と歯の間、歯周病は歯と歯肉の間を綺麗にするものだからです。

また、こうしたささいな予防効果の違いは歯磨き粉にも言えることです。
フッ素配合の歯磨き粉は虫歯予防に効果的であり、現在ではほとんどの歯磨き粉にフッ素が配合されています。
しかし、中には歯周病予防に効果的な歯周病対策の歯磨き粉も販売されているのです。

歯周病と虫歯の予防方法

歯周病と虫歯の予防方法は同じですが、具体的にどんな予防方法なのかを説明します。
これらの病気を予防するためには、以下の3つのことが必要です。

•精度の高い歯磨き
ただ磨くだけでなく、精度の高い歯磨きをしてください。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、少しでもプラークの除去率を高めましょう。
ちなみに1日3回適当に磨くのと1日1回精度の高い歯磨きをするのとでは、予防効果は後者が遥かに上です。

•生活習慣の見直し
歯周病は生活習慣病とも呼ばれており、身体の免疫力低下や喫煙や歯周病になるリスクを高めます。
一方虫歯も食生活によっては発症のリスクが高まり、特に糖の摂取には注意が必要です。
このようにどちらの病気も日常生活の中にリスクが潜んでいるため、生活習慣そのものの見直しが必要です。

•歯科医院の定期検診
定期検診ではお口のクリーニングや歯磨き指導など、予防効果が高まる治療を行っています。
また、定期検診を受けることで歯周病や虫歯を早期発見することが可能になります。
特に歯周病は発症に気付きにくいため、定期検診を受けなければ知らない間に発症して進行もしてしまいます。

…これら3つを確実に実践できるのであれば、大抵の歯周病や虫歯は防げます。
また、例え歯周病や虫歯になっても早期発見と早期治療ができるため、
大きな問題に発展することなく簡単に治療できます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病と虫歯の予防方法についてまとめます。

1. 予防方法は同じ :歯周病も虫歯も予防方法は同じで、プラークの除去がポイントになる
2. 同じ予防方法なのに一方が発症する理由 :発症の要因となる細菌の種類が異なるため
3. デンタルフロスと歯間ブラシについて :デンタルフロスは虫歯予防、歯間ブラシは歯周病予防に効果的
4. 歯周病と虫歯の予防方法 :精度の高い歯磨き、生活習慣の見直し、歯科医院の定期検診

これら4つのことから、歯周病と虫歯の予防方法について分かります。
予防方法においてはどちらも同じですが、発症のリスクの高さは人によって異なります。
例えば甘いものを食べて糖の摂取が多い人は虫歯になるリスクが高いですし、
女性ホルモンの影響で時期によって女性は歯周病になるリスクが高くなります。

銀歯とセラミックで迷っていますが、セラミックの利点を教えて下さい [2018年02月14日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「セラミックにする利点」です。
詰め物や被せ物の材質は、以前まで銀歯が一般的でした。

しかし最近ではセラミックが人気であり、そのため銀歯かセラミックで迷う人が多くいます。
さて、そもそもセラミックはなぜそこまで人気があるのでしょうか。
銀歯かセラミックで迷う人のために、ここではセラミックの利点について説明します。

審美性が高い

セラミックの最大の利点は審美性の高さです。
元々詰め物や被せ物は虫歯の治療跡ですし、それを覆う銀歯は目立つため、
銀歯を使用している人は会話時に銀歯が見えてしまうことが気になってしまいます。

一方セラミックは見た目が美しく、特にオールセラミックは天然の歯と見分けがつかないほどです。
このため、詰め物や被せ物をしていても人前で堂々と会話したり笑顔を見せたりできるのです。
特に前歯など、目立つ箇所の場合はこの審美性の高さが大きな利点になるでしょう。

二次虫歯になりにくい

銀歯は専用のセメントを使用して歯と接着させていますが、元々銀歯と歯の接着の相性は悪いです。
その影響で、長年使用すると接着が剥がれて歯との間に隙間が生じてしまいます。
そして、この隙間に細菌が入り込むことで虫歯が再発してしまいます。

これを二次虫歯と呼び、銀歯を使用している人の多くがこの二次虫歯の繰り返しに悩まされています。
一方セラミックは歯との接着の相性も良く、さらにツルツルした表面はプラークが付着しにくいです。

長持ちする

詰め物や被せ物や人工物ですから、永久に使用することはできません。
使用して年数が経過すると劣化が起こり、そうなると新品のものと交換しなければなりません。
ではどのくらいで劣化が起こるのかですが、銀歯の場合は一般的に5年ほどが寿命と言われています。

また、銀歯は劣化すると金属イオンが溶け出してくるため、歯肉が黒く変色してしまいます。
一方セラミックの寿命は一般的に10年ほどと言われており、ケア次第ではさらに長く使用可能です。
特にオールセラミックは劣化による変色も起こらず、使用している間はずっと高い審美性を維持できます。

金属アレルギーの心配がない

銀歯は金属でできているため、金属アレルギーの人にとってはアレルギーの対象になってしまいます。
このため金属アレルギーの人は銀歯を使用できないのですが、
陶器でできているセラミックなら金属アレルギーの心配はありません。

ただし、これについては全てのセラミックに該当する利点ではないため注意が必要です。
セラミックの中にはメタルボンドというタイプのものがあり、このメタルボンドは一部金属を使用しています。
金属アレルギーを理由にセラミックにするのであれば、メタルボンド以外のセラミックを選択してください。

セラミックの種類

セラミックには上記のような利点がありますが、補足するとセラミックの種類ごとで独自の利点があります。
現状セラミックには4つの種類が存在し、治療時には好きな種類のセラミックを選択できます。
そして、これら4種類のセラミックはそれぞれ異なった特徴と利点を持っているのです。

•オールセラミック
オールという表現から分かるとおり、100%セラミックでできたタイプです。
セラミックの中で最も美しく、また最も長持ちされると言われるほど高品質です。
ただしその分、他の種類のセラミックに比べて費用が高く設定されています。

•ハイブリッドセラミック
セラミックとレジンが混ざったタイプです。
レジンが混ざっているため審美性はオールセラミックに劣りますし、年数経過による変色も起こります。
ただし他のセラミックに比べて柔らかいので他の歯を傷つけることが少なく、費用も安く設定されています。

•メタルボンド
一見美しいセラミックですが、見えない箇所には金属を使用しています。
金属を使用しているため、他のセラミックに比べて強度に優れており、奥歯に使用する時におすすめです。
欠点としては金属を使用しているため、金属アレルギーの対象になってしまうことです。

•ジルコニアセラミック
人工ダイヤモンドであるジルコニアを使用しているセラミックです。
強度に優れている点ではメタルボンドに似ていますが、審美性はこちらの方が高く、
金属アレルギーの心配もありません。欠点はオールセラミック同様、費用が高めに設定されていることです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、セラミックにする利点についてまとめます。

1. 審美性が高い :特にオールセラミックは、天然の歯と比べても見分けがつかないほど美しい
2. 二次虫歯になりにくい :接着が剥がれにくくプラークも付着しにくいため、二次虫歯になりにくい
3. 長持ちする :銀歯の寿命は一般的に5年ほどだが、セラミックの寿命は10年以上とされている
4. 金属アレルギーの心配がない :陶器であるため、金属アレルギーが起こらない(メタルボンドは除く)
5. セラミックの種類 :セラミックには4つの種類があり、それぞれ独自の利点を持っている

これら5つのことから、セラミックにする利点について分かります。
セラミックにする利点と聞くと、真っ先に審美性の高さをイメージする人が多いでしょう。
確かにそれは大きな利点ですが、それだけでなく「二次虫歯を予防しやすい」などの利点があります。
つまりセラミックは審美性だけでなく、機能性においても優れた利点を持っているのです。

セラミックとはどんな治療方法で、銀歯とは何が違うのですか? [2018年02月03日]

セラミックとはどんな治療方法で、銀歯とは何が違うのですか?

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「セラミック治療と銀歯との違い」です。
詰め物や被せ物の材質と言えば銀歯…それはもう過去の話になりつつあります。

もちろん銀歯を選択することはできますが、最近ではセラミックを希望する人が増えていますし、
既に銀歯を使用している人でもセラミックへの交換を希望するケースが増えています。
そこで、ここでは銀歯との比較を中心にセラミック治療について説明していきます。

セラミック治療とは

まずみなさんがよく耳にする「セラミック治療」についての説明ですが、
分かりやすく言えば詰め物や被せ物をセラミックにする治療です。
例えば既に銀歯の被せ物を使用している人がセラミックの被せ物に交換する…これがセラミック治療です。

また、セラミックの場合は銀歯と違っていくつか種類があり、好きな種類のセラミックを選択できます。
もちろん実際の治療時にはそれぞれのセラミックの特徴を歯科医が教えてくれるでしょうが、
歯科医院によっては取り扱っていない種類のセラミックもあるため、あらかじめ種類を知っておくと便利です。

銀歯と比べた時のメリット

セラミック治療を希望する人が多いのは、それだけセラミックにメリットがあるからです。
そこで、銀歯と比較した際のセラミックのメリットを以下にまとめてみます。

•審美性が高い
見た目の美しさ…これがセラミックの最大のメリットです。
写真などで見るとセラミックの白さを確認できると思いますが、
実際にはただ白いだけでなく天然の歯に限りなく近い光沢まで持っています。

•二次虫歯を予防しやすい
銀歯の詰め物や被せ物を使用していると、劣化によって取れてしまったり歯との間に隙間ができたりします。
こうした隙間に細菌が入り込むと虫歯の再発…つまり二次虫歯を引き起こしてしまいます。
その点セラミックは接着がしっかりしておりプラークも付着しにくいため、二次虫歯を予防しやすくなります。

•金属アレルギーの心配がない
銀歯は金属ですから、金属アレルギーの人にとってはアレルギー対象になってしまいます。
一方セラミックは陶器ですから、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。
ただしメタルボンドなど、中には一部金属を使用しているセラミックもあります。

•長持ちする
詰め物や被せ物は永久に同じものを使用することはできません。
いずれ寿命になると劣化が起こり、そうなると新品のものに交換しなければなりません。
その寿命は一般的に銀歯が5年ほどなのに対して、セラミックは10年以上とされています。

…これらはいずれも銀歯にはないセラミックならではのメリットです。
セラミックのメリットは審美性の高さだけが目立ちますが、
こうやって挙げてみると機能性にも優れており、詰め物や被せ物の材質として大変優秀なことが分かります。

銀歯と比べた時のデメリット

メリットがある反面デメリットもある…それはセラミックも例外ではありません。
銀歯と比較した際、セラミックには以下のようなデメリットがあります。

•費用が高い
セラミック治療は審美目的も兼ねているため、健康保険の対象外になります。
このため、保険診療となる銀歯に比べて費用は大幅に高くなります。
ただしハイブリッドセラミックなど、中にはお手軽な種類のセラミックも存在します。

•欠けることがある
セラミックも充分丈夫ですが、強度に関して言えば金属である銀歯に劣ります。
このため、奥歯で強い力で噛むと欠けたり割れたりしてしまうことがあります。
ただしメタルボンドやジルコニアセラミックなど、中には強度の高さが特徴のセラミックも存在します。

…セラミックには銀歯と比べてこのようなデメリットがあります。
しかし、こうしたデメリットを解消できる方法があることも忘れてはいけません。
費用においてはハイブリッドセラミック、強度においてはジルコニアセラミックで問題が解消します。

セラミックの種類

上記の説明の中でもハイブリッドセラミックやジルコニアセラミックが登場しましたが、
現状セラミックには4つの種類があり、それぞれ独自の特徴を持っています。

•オールセラミック
セラミックの中で最も美しいタイプです。文字どおり100%セラミックでできており、
年数が経過しても変色が起こらずずっと美しいままで使用できます。
ただしその反面、セラミックの中でも費用が高いのが欠点です。

•ハイブリッドセラミック
レジンが混ざっており、そのため柔軟性に長けたタイプです。
レジンの影響で年数が経過すると変色することがありますし、審美性はオールセラミックに劣ります。
ただしその分費用が安く、セラミックの中でもお手軽なタイプとして位置づけられています。

•メタルボンド
一部金属を使用しているため、セラミックでありながら金属アレルギーの対象になってしまいます。
金属を使用している点から、金属の耐久性を再現しつつ見た目も美しいセラミックです。
ただし見えない裏側からは金属が見えてしまうため、視点によっては審美性が低くなります。

•ジルコニアセラミック
セラミックの中で最も新しいタイプです。
人工ダイヤモンドのジルコニアを使用しているため、奥歯でも安心して使用できる耐久性を誇ります。
ただしオールセラミック同様、他のセラミックに比べて費用が高いのが欠点です。

…セラミックにはこれらの種類がありますが、取り扱っている種類は歯科医院ごとで異なります。
特にジルコニアセラミックは新しいタイプであるため、まだ取り扱っていない歯科医院も多いです。
希望のセラミックがある場合は、歯科医院に連絡してそのセラミックを選択できるか確認すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、セラミック治療と銀歯との違いについてまとめます。

1. セラミック治療とは :詰め物や被せ物の材質をセラミックにする治療
2. 銀歯と比べた時のメリット :審美性が高い、二次虫歯を予防しやすい、金属アレルギーの心配がないなど
3. 銀歯と比べて時のデメリット :費用が高い、欠けることがあるなど
4. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック

これら4つのことから、セラミック治療と銀歯との違いについてまとめます。
セラミック治療を希望する際は、ここでお伝えしたメリットとデメリットを含めたセラミックの特徴、
さらにセラミックの種類まで把握しておくと良いでしょう。

インプラント治療の代表的な流れを教えて下さい [2018年01月18日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「インプラント治療の流れ」です。
インプラント治療は虫歯や歯周病治療と違って、長い期間を必要とする治療です。

このため1度の通院で治療を終えることはできないですし、治療もいくつかの段階を経て行います。
さて、インプラント治療に対しては「失った歯を取り戻せる」というキャッチフレーズは知りつつも、
治療内容についてはよく分からないという人が多いでしょう。

そこで、ここではインプラント治療の流れを分かりやすく説明していきます。

カウンセリングと精密検査

虫歯治療の場合は歯科医院に行ってすぐ治療にうつりますが、インプラント治療はそうではありません。
治療費が高く治療期間も長いのでその点の説明をする必要がありますし、
患者さんもインプラント治療に対しては不安や疑問がいくつかあると思います。

このため、治療前にはカウンセリングを行いますし、その結果次第で治療を断っても構いません。
また、インプラント治療では手術を必要としますから、身体の健康状態によっては受けることができません。
それを判断する意味でも、CTを用いて本格的な精密検査を行います。

一次手術

精密検査の結果に問題がなければインプラント治療を受けられます。
まず行うのは一次手術…「一次」という言葉から分かるとおり、後にもう1度手術を行います。
一次手術で行うのはインプラント体の埋め込みで、歯肉を切開し、顎の骨に穴をあけて埋め込みます。

手術に掛かる時間はおおよそ1時間~3時間、特に問題がなければ手術当日に帰宅できます。
もちろん麻酔を使用するので手術による痛みはほとんどありません。
ただし麻酔が切れた後は痛むので、手術後は痛み止めが処方されます。

定着期間

定着期間とは、一次手術で埋め込んだインプラント体と骨が結合するのを待つための期間です。
定着期間中は治療を行いませんが、インプラント体と骨が結合しなければ次の治療に進めません。
具体的な期間の長さは個人差があるので断言できませんが、一般的に言えば3ヶ月ほど掛かるでしょう。

定着期間中は仮歯を使用することもできますが、この仮歯にインプラントの効果は全くありません。
このため噛む力も強くないですし、仮歯と言っても実用性は低いものになります。
もちろん定着期間中でも何か気になる点があった際には、すぐ歯科医院に行ってください。

二次手術

インプラント体と骨が完全に結合した後、今度は二次手術を行います。
歯肉を切開して埋め込んだインプラント体を露出させ、今度はアバットメントを取り付けます。
ちなみに、アバットメントはインプラント体と上部構造(被せ物)を連結するためのものです。

後は型を取って上部構造を取り付ければ完了ですが、
実際には型取りと上部構造の取り付けは二次手術の傷が癒えてから行います。
傷が癒えるまでの期間には個人差があり、早ければ1週間ほどですが、長いと一ヶ月ほど掛かります。

メンテナンス

上部構造を取り付ければインプラント治療は終わりですが、通院はその後も一定期間おきに必要となります。
これはメンテナンスのためで、メンテナンスではお口の状態や噛み合わせのチェックを行います。
このメンテナンスをしっかり受けるかどうかで、インプラントの寿命が決まると言っても過言ではありません。

噛み合わせが合っていなければインプラントにダメージを与えることになりますし、
もしインプラントが歯周病(インプラント周囲炎)になってしまえば、インプラントが脱落することもあるのです。
こうした事態を防ぐため、定期的にケアをする意味でもメンテナンスは重要です。

1回法について

今回説明した治療の流れは、1回法と呼ばれる治療方法の流れです。
インプラント治療には、1回法と2回法の2つの治療方法があり、数字は必要な手術の回数を示します。
今回説明した治療の流れでは2度の手術を行っているため、この治療の流れは2回法になります。

1回法では最初の手術の時点でインプラント体にアバットメントを装着するため、
アバットメント装着のための二次手術が必要ないのです。このため1回法は治療期間が短くなりますが、
アバットメントが露出した状態になっていることで、定着期間中に細菌感染してしまうリスクがあります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、インプラントの治療の流れについてまとめます。

1. カウンセリングと精密検査 :精密検査の結果次第ではインプラント治療を受けられない
2. 一次手術 :歯肉を切開して顎の骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込んでから閉じる
3. 定着期間 :埋め込んだインプラント体と骨の結合を待つための期間
4. 二次手術 :再び歯肉を切開してインプラント体を露出させ、アバットメントと上部構造を取り付ける
5. メンテナンス :治療後に定期的に行う。目的は噛み合わせやお口の状態のチェック
6. 1回法について :1度の手術で終わる1回法という治療方法もある

これら6つのことから、インプラント治療の流れが分かります。
最後に少しだけ紹介した1回法は新しい治療方法なので、対応していない歯科医院もあります。
1回法は手術が1度ですむことで身体への負担も少なく、治療期間も短い優れた治療方法です。
しかし細菌感染のリスクが高まるため、より安全性の高さを求めるなら2回法がおすすめです。

インプラントとはどのような治療方法なのですか? [2018年01月07日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「インプラントの治療方法について」です。
歯を失った時、以前ならその対処として入れ歯が一般的でした。

しかし最近ではインプラントを希望する人が多いですし、
インプラントには「第2の永久歯」という魅力的なキャッチフレーズまであります。
とは言え、どんな治療方法なのかを知らなければ治療に対して不安もあるでしょう。

そこで、ここではインプラントがどんな治療方法なのかについて説明していきます。

インプラントの特徴

インプラントの特徴は2つあり、1つは「天然の歯と変わらない美しさを誇っていること」、
もう1つは「天然の歯と同じ感覚で噛めること」です。つまり見た目も感覚も天然の歯に近い再現度で、
インプラントが「第2の永久歯」と呼ばれる理由はそこにあります。

では、どのようにして美しさと感覚を再現しているのでしょうか。
まず美しさについてですが、これは上部構造…すなわち被せ物がセラミックでできているからです。
ポイントとなるのは感覚の再現で、これはインプラントの構造を知ることで理解できます。

<インプラントの構造>
インプラントは3つのパーツから成り立っています。1つ目は上部構造で、これは人工の歯となる被せ物です。
2つ目はインプラント体で、これは歯の根の役割を果たすパーツです。
入れ歯には歯の根となるパーツはなく、言わば装着しただけの状態です。

例えるなら根のない木に等しい状態ですから、噛む時などに外れてしまうことがあります。
一方、インプラントはこのインプラント体が歯の根の代わりとして埋め込まれているため、
簡単に外れてしまうことがないのです。このため、天然の歯と同じ感覚を得ることができるのです。

そして3つ目のパーツとなるのがアバットメントです。上部構造とインプラント体はつなぐことができないため、
このアバットメントによって連結させる…言わばアバットメントはジョイント代わりです。

セラミックの上部構造だからこそ美しく、人工の歯の根となるインプラント体を埋め込むからこそ安定する、
これが見た目や感覚においてインプラントが天然の歯に近い再現度を誇っている理由です。

インプラントの治療方法

インプラントの治療には「1回法」と「2回法」の2つの方法があります。
どちらも治療において手術を行うのですが、治療方法の名称は必要な手術の回数を示しており、
1回法では1回の手術、2回法では2回の手術を行います。

<1回法の場合>
STEP1. 精密検査
精密検査を行い、インプラントできる状態かどうかを診断します

STEP2. 手術
歯肉を切開してインプラント体を埋め込みます。この時、既にアバットメントとインプラント体が一体化しており、
インプラント体を埋め込んだ後はアバットメントを露出させた状態で歯肉を閉じます。

STEP3. 定着期間
埋め込んだインプラント体と骨が完全に結合するのを待ちます。

STEP4. 上部構造の取り付け
埋め込んだインプラント体と骨の結合を確認後、型を取って上部構造を装着して治療完了です。

<2回法の場合>
STEP1. 精密検査
精密検査を行い、インプラントできる状態かどうかを診断します。

STEP2. 一次手術
1回目の手術です。歯肉を切開してインプラント体を埋め込みます。

STEP3. 定着期間
埋め込んだインプラント体を骨が完全に結合するのを待ちます。

STEP4. 二次手術
埋め込んだインプラント体と骨の結合を確認後、
再び歯肉を切開してインプラント体を露出させてアバットメントを装着します。

STEP5. 上部構造の取り付け
型を取って上部構造を装着して治療完了ですが、
型を取るタイミングは二次手術の傷が癒えてからになります。

1回法と2回法の比較

1回法と2回法を比較すると、その違いは手術を行う回数にあります。
患者さんからすれば、手術回数の少ない1回法の方が身体や精神面への負担が小さくてすみますし、
治療期間も短くてすむため、その点では1回法を希望する人が多いでしょう。

しかし、1回法では手術後の一定期間アバットメントを露出させたままになるため、
その影響で細菌感染のリスクが高まるという欠点があります。
その意味では、より安全性が高いのは2回法になります。

また、インプラントの治療方法は以前まで2回法しか存在しなかったため、
新しい治療方法である1回法には対応していない歯科医院もあります。
つまりまとめると、治療期間の短縮や手術に対する負担を軽減したいなら1回法、
より高い安全性を求めて幅広く歯科医院選びをしたいなら2回法がおすすめということになります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、インプラントの治療方法についてまとめます。

1. インプラントの特徴 :人工の歯の根を埋め込むことで、天然の歯に近い安定性を誇っている
2. インプラントの治療方法 :1回法と2回法の種類の方法があり、これらの一番の違いは手術を行う回数
3. 1回法と2回法の比較 :治療期間が短く、身体への負担が軽いのは1回法。2回法はより安全性が高い

これら3つのことから、インプラントの治療方法について分かります。
今回の説明から分かるとおり、インプラントは手術を必要とする大きな治療です。
手術を行う以上、治療において少なからずリスクが発生するのも事実であり、
このため専門医や認定医が在籍する信頼できる歯科医院で治療を受けましょう。

歯が痛い時は温める?冷やす? [2017年12月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯が痛い時は温めるべきか冷やすべきか」です。
歯が痛い時の応急処置として、温めるべきという意見もあれば冷やすという意見もあります。

確かに、温めればリラックス効果で痛みややわらぐ感じがしますし、
腫れなどに効果的な冷やす行為も間違っていない感じがしますよね。
では、歯が痛い時の対処として「温める」と「冷やす」、どちらが正しいのでしょうか。

 「冷やす」が正解

結論から言うと、歯が痛い時は冷やすのが正解です。
ではなぜ温めるのはダメなのか?…それは血行が良くなってしまうからです。
血行が良くなれば血流も良くなりますから、そうすると神経を圧迫して余計に痛んでしまうのです。

つまり、温めるのがダメな理由は血行が良くなるからで、
その点では運動や飲酒といった行為も血行が良くなるため、歯が痛い時にはしてはいけない行為です。
また、冷やすのが正解ではあるものの、正しい冷やし方があることも知っておきましょう。

ありがちなのは、氷を口に含むなどして直接冷やしてしまうパターンです。
こうした冷やし方は患部に刺激が強すぎるため、逆効果になってしまうことがあります。
特に知覚過敏の場合は冷たさが刺激になって、余計に痛みを感じてしまいます。

正しい冷やし方は、頬側から冷やすことです。
氷をくるんだタオルや濡れタオル、もしくは解熱シートを頬に貼って冷やしましょう。

その他の応急処置

歯が痛む時、「温める」か「冷やす」で言えば冷やすが正解ですが、応急処置の方法はそれ以外にもあります。

 痛み止めを飲む

薬局で販売されているもので良いので、痛み止めを飲むことでも歯の痛みを抑えられます。
ただし痛み止めは薬ですから、即効性はなく効果が出るまでには飲んでからしばらく掛かります。
このため、痛み止めを飲む場合は冷やす方法と併用すると良いでしょう。

正露丸を詰める

歯の痛みに効果がある薬は痛み止めだけではありません。
腹痛の対処として一般的な正露丸も歯の痛みに効果があります。
使用方法は飲むのではなく詰めること…押し込むように患部に詰めれば歯の痛みが治まります。

うがいをする

歯の痛みの要因の1つして、食べカスが詰まって炎症を起こしていることも考えられます。
この場合は食べカスを除去すれば良いですが、ゴシゴシと歯磨きするのは刺激が強すぎます。
このため歯磨きよりもうがいが効果的ですし、うがいは冷たい水ではなくぬるま湯でしましょう。

歯科救急センターに行く

急な歯の痛みが我慢できなければ、歯科救急センターを利用するのもおすすめです。
歯科救急センターなら、夜間や土日や年末年始でも診療行っています。
「歯科救急 地域名」で検索すれば、近くの歯科救急センターを探すことができます。

…歯を冷やす以外にも、これらの方法で歯の痛みを抑えることができます。

虫歯の痛みを放置した場合

上記の方法で歯の痛みは治まりますが、中には痛みが治まったからといって放置する人がいます。
そこで、虫歯の痛みを放置するとどうなるかについて説明しておきます。
虫歯は進行すると治療しない限り治らないですし、痛みを感じるということは進行しているということです。

放置すれば虫歯はさらに進行し、やがて神経まで進行すれば痛むどころか激痛を感じるようになります。
その後は神経が死に、そうなると痛みは感じなくなります。
しかし、神経が死んでも虫歯は進行し続け、やがて歯をボロボロの状態にしてしまうでしょう。

そこまで進行すれば抜歯するしかないですし、抜歯後は入れ歯やインプラントでの対応となります。
また、最後まで虫歯を放置すれば虫歯の原因菌が血液に入り込み、血管を通じて全身にまわります。
ここで脳にまわってしまうと脳梗塞、心臓にまわってしまうと心筋梗塞を引き起こす可能性があるのです。

定期検診を受けよう

こうした歯の痛みは急に訪れますが、そもそもの要因となるのは主に虫歯です。
実は虫歯は初期段階の場合は痛むことがなく、この時点で治療すれば簡単に治せます。
しかし痛みがないことで虫歯に気付けず、結局は痛むほど進行させてしまうことが大半です。

そこでおすすめなのが、歯科医院で定期検診を受けることです。
定期検診を受けていれば虫歯予防はもちろん、虫歯に掛かっても初期段階での発見が可能です。
そうすれば、今回のテーマのように急に歯が痛くなるような事態を確実に防ぐことができるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯が痛い時は温めるべきか冷やすべきかについてまとめます。

1. 「冷やす」が正解 :直接患部を冷やすのではなく、氷をくるんだタオルや解熱シートで頬側から冷やす
2. その他の応急処置 :痛み止めを飲む、正露丸を詰める、うがいをする、歯科救急センターに行く
3. 虫歯の痛みを放置した場合 :痛みが増し、最終的には歯がボロボロになる。さらに思わぬ病気も招く
4. 定期検診を受けよう :定期検診を受けていれば虫歯も初期段階で発見でき、急な痛みを回避できる

これら4つのことから、歯が痛い時は温めるべきか冷やすべきかが分かります。
正解は「冷やす」ですが、それも応急処置の1つにしか過ぎません。
痛みの要因を治すには治療が必要であり、そのためには歯科医院に行かなければなりません。

歯の痛みを止める方法を教えて下さい [2017年12月04日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯の痛みを止める方法」です。
歯の痛みは予兆なく急に起こるため、痛みが訪れるタイミングによっては辛い思いをするでしょう。

さて、歯が痛む時の対処としては当然歯科医院に行くことですが、
時間帯によっては歯科医院に行きたくても行けず、本来なら痛みを我慢するしかありません。
そんな時のために知っておくと便利なのが、歯が痛んだ時の応急処置です。

頬側から冷やす

歯が痛む時の基本は冷やすことですが、ポイントは頬側冷やすという点です。
これは直接冷やすと刺激が強すぎるためで、特に知覚過敏の場合はむしろ痛みが増してしまうのです。
このため、冷やす際は直接ではなく頬側から冷やすようにしてください。
冷やし方としては氷をくるんだタオル、もしくは解熱シートを頬に貼るのが効果的です。

ぬるま湯でうがいをする

急な歯の痛みの場合、痛む箇所に食べカスがつまっている、もしくは細菌が繁殖している可能性があります。
このため、お口の中を綺麗にするためにぬるま湯でうがいをしましょう。
この時、綺麗にするといってもゴシゴシと歯を磨くのは刺激となってしまうので止めてください。
うがいで食べカスや細菌が流れていれば、それで痛みが治まることもあります。

痛み止めを飲む

歯が痛い場合には痛み止めも効果的です。
これは歯科医院で処方されたものと限らず、薬局で販売されているものでも構いません。
ただし痛み止めは即効性がないので効果が出るまでにある程度の時間が掛かりますし、
歯髄まで進行した虫歯のようなあまりに激しい痛みの場合は、完全に痛みを抑えられないこともあります。

正露丸を詰める

1つ知っておくと良いのが、正露丸は腹痛だけでなく歯の痛みも治める効果があります。
また、従来なら正露丸は飲んで使用しますが、歯の痛みの場合は患部に詰めて使用します。
正露丸は粘土のようになっているため、患部に押し込むと詰めることができます。
これで一時的に痛みを抑えることができますし、こうした使用方法は注意書きにも記載されています。

救急センターを利用する

子供がいる人は、子供の急な発熱で夜間病院に駆け込んだ経験があると思いますが、
実は歯科においてもそういった救急センターが存在します。
「歯科 救急 〇〇(自分の住む地域)」でネット検索すれば、近くの歯科救急センターを調べることができます。
現状歯が痛くない人も、これについては緊急事態に備えて知っておくと良いですよ。

歯が痛い時にやってはいけないこと

歯が痛い時の応急処置は上記で説明したとおりです。
ちなみに歯が痛い時にありがちなのが、応急処置のつもりが逆効果になってしまうケースです。
つまり、歯が痛い時には絶対にやってはいけないことがあり、それをすることで痛みが増してしまうのです。

患部に触れる
歯が痛いとどうしても患部をガリガリと触ってしまいがちですが、これは絶対にやってはいけません。
指の細菌が患部に付着すれば症状はより酷くなりますし、
そもそも触れること自体が刺激となってそれだけで痛んでしまうからです。

アルコールや喫煙
アルコールや喫煙で痛みが治まると思う人はいないでしょうが、
あまりに辛い痛みを紛らわすためにお酒を飲んだりタバコを吸ったりする人はいます。
しかし、アルコールは血行が良くなって神経を圧迫して痛みが増しますし、タバコも刺激物なので厳禁です。

入浴する
お風呂に入ってリラックスすれば痛みが治まると思うかもしれませんが、
入浴は血行が良くなるため、飲酒同様に血流で神経を圧迫して痛みが増してしまいます。
また、入浴に限らず身体を温める行為は同様の結果を招くため、例えば運動をするのもいけません。

…こうした行為は、いずれも応急処置どころか痛みが増してしまいます。
仮に一時的に痛みが治まったとしても、時間が経過すれば激しい痛みを感じてしまうでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯の痛みを止める方法についてまとめます。

1. 頬側から冷やす :直接冷やすと刺激が強いので、氷をくるんだタオルや解熱シートで頬側から冷やす
2. ぬるま湯でうがいをする :食べカスが詰まって痛む時に効果的。歯磨きは刺激が強いのでうがいをする
3. 痛み止めを飲む :市販のもので構わないが、効果が出るまでには時間が掛かる
4. 正露丸を詰める :「飲む」ではなく「詰める」が正解。患部に押し込めば詰めることができる
5. 救急センターを利用する :歯科救急センターなら、土日や年末年始でも診療していることがある
6. 歯が痛い時にやってはいけないこと :患部に触れる、飲酒や喫煙、入浴や運動などの温まる行為全般

これら6つのことから、歯の痛みを止める方法が分かります。
念のために言っておきますが、これらはいずれも応急処置であって治療の効果は一切ありません。
このため、例え痛みが治まっても後日歯科医院に行かなければまた痛むようになってしまいます。
そして何が原因の痛みであれ治療しない限りは治らないため、
応急処置を施した後は時間を作って必ず歯科医院に行ってください。

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