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ここまで見える!歯のレントゲン撮影|川崎市の歯医者ならチーム医療の伴場歯科医院

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ここまで見える!歯のレントゲン撮影 [2021年10月07日]

 

こんにちは。院長の伴場です。

10月31日は
毎年この時期になると色々なお店で
ハロウィンの飾り付けやお菓子、
仮装グッズなどが並び始めます。

 

かわいらしいオバケやカボチャから、
ちょっとリアルで迫力のある
吸血鬼やゾンビ、ガイコツの衣装まで様々。

 

見ているだけでも楽しげで賑やかな雰囲気が
伝わってくるような気がしますね。

 

 

ちなみに、当院では頻繁に
「ガイコツ」ならぬ
「骨」が目撃されます…

 

…といっても、
心霊現象でもなんでもなく、
レントゲン撮影のこと!

 

今回は、そんなレントゲン撮影で
私たちが「一体どんなことを診ているのか」を
ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

◆見た目よりも実は深い?!
むし歯の大きさがよく分かる

 

むし歯治療は進行具合によって
治療方法などが大きく変わるもの。

 

ほんの小さな黒い点にしか見えないむし歯や、
一見何も問題がなさそうに見える歯であっても、
実は歯の中でむし歯が大きく広がっていることがあります。

 

肉眼で直接見ることのできない部分も、
レントゲン撮影ならしっかり調べられるので、
適切な治療を行うためにとても役立つのです。

 

 

他にも、
見つけることが難しい歯と歯の間のむし歯や、
「かぶせもの」の下にできたむし歯
レントゲンでは見つけることができます。

 

 

 

むし歯の見逃しをなくすことで、
早期治療につなげることができるのです。

 

 

 

 

◆知らない間に溶けている?!
歯ぐきの下の「骨」まで見える

 

歯は、歯ぐきの中の骨に支えられていますが、
歯周病が進むとその骨が溶けて
歯を支えられなくなり、
いずれ歯が抜ける原因に…。

 

 

 

歯周病は自覚症状が少ないため
ご自身ではなかなか気づくことがありません。

 

ですが、そんな歯周病も、
歯科医院で検査を受けていただければ
見つけることができます。

 

さらに、レントゲン撮影では歯ぐきの中など、
目に見えない部分も確認することができます。

 

歯周病による悪影響がどの程度まで及んでいるか
より詳しく把握して、
治療に役立てることができるのです。

 

 

 

 

◆隠れている歯も丸わかり!
これから生える歯の状態をチェック!

 

まだ生えてきていない永久歯がどういった状態か
といったことや、
歯ぐきの中に隠れた親知らずの有無も
レントゲンでチェックできます。

 

 

特にお子さまの場合、
まだ姿の見えない歯が
「どのような向きになっているか」
を知ることで、
周りの歯に悪い影響を与えないかなどを予測し、
今後の治療計画に役立てることができるのです。

 

 

 

◆思いがけず○○を発見…!
歯に関係なくてもしっかり確認

 

 

歯の治療のために撮影したレントゲンで、
患者さん自身に全く自覚がなかった
腫瘍などを発見する

というケースもあります。

 

私たち歯科で治療ができないものだとしても、
治療に適した外部の医療機関を紹介するなど
しっかりと対応させていただきますので、
ご安心ください。

 

 

 

 

 

このように、見た目だけでは分からない情報を
細かく伝えてくれるレントゲン。

 

レントゲンから得られる情報は、
正確な診断・治療につながり、
治療を早く終わらせることにもつながります。

 

ご不安なことや、分からないことがあれば
いつでもお気兼ねなくご相談ください。

 

これからも皆さんが安心できる治療を
心がけていきます!

 

 

 

 

伴場歯科医院
〒212-0004 神奈川県川崎市幸区小向西町4-145
TEL:044-541-3918
URL:https://bambashika.com/
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子どもが歯周病にかかる可能性はありますか? [2021年09月24日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「子どもの歯周病」です。
歯周病には歯が抜ける症状があるため、その点で考えると高齢の人に発症するイメージが強い病気です。

実際、「歯周病になった」と言う高齢の人はいますが、
同様の言葉を小学生の子どもが言っている場面はあまり見かけないですよね。
そこで、ここでは子どもが歯周病にかかる可能性について解説していきます。

歯周病という病名

結論からいうと、小学生の子どもでも歯周病にかかる可能性はあります。
確かに、子どもの歯周病というのは聞き慣れないかもしれませんが、歯肉炎は聞いたことがあると思います。
歯周病は3つの進行度に分けられているのですが、それぞれの段階で病名がつけられているのです。

  • 初期段階の歯周病:歯肉炎
  • 中期段階の歯周病:歯周炎
  • 重度段階の歯周病:歯槽膿漏

つまり、「歯肉炎=初期段階の歯周病」であり、
歯肉炎にかかっているということは、初期段階の歯周病にかかっているのと等しい状態になります。
子どもは歯肉炎にかかりますから、イコール初期段階の歯周病にかかっているということになるのです。

もっとも、子どもは代謝が活発ですから歯周炎以降まで進行することはあまりなく、
歯周炎になって歯を失う可能性はほとんどないでしょう。
しかし、歯肉に異常をきたす症状が起こることはあり、歯周病は子どもにとっても無関係の病気ではないのです。

なぜ子どもが歯周病になるのか

近年、歯周病の低年齢化が問題となっており、次のようなデータが報告されています。

  • 5~9歳:全体の約4割が歯肉に何らかの異常を抱えている
  • 10~15歳:全体の約5割が歯肉に何らかの異常を抱えている
  • 20~30歳:歯周病にかかっていることが当然なほどの割合

このような歯周病の低年齢化には、以下のことが要因になっていると考えられます。

糖の摂取が多い

現在ではお菓子を購入することが容易であり、お菓子屋さんに行かずともコンビニで手軽に購入できます。
とくに、ガムやアメは子どものお小遣いでも簡単に購入できますから、子どもがお菓子を口にする機会が多く、
糖の摂取が多くなることで虫歯同様、歯周病にかかるリスクも高いのです。

親から子どもに感染する

歯周病の原因菌は人から人へと移動します。
そのため、親が歯周病にかかると唾液を通じて子どもの口の中に原因菌が移動することがあり、
いくら子どもの口の中が健康でも親が持つ歯周病の原因菌がうつってしまうのです。

ストレスが溜まっている

子どもの日常生活は忙しく、日々勉強に追われる毎日を過ごしている子どもも少なくありません。
また、子どものスマホの所有率を考えると、SNSの人間関係でストレスが溜まっている子どももいるでしょう。
このようなストレスが身体の免疫力を低下させ、歯周病にかかりやすくなってしまっているのです。

子どもの歯周病を予防するには

子どもの歯周病を予防するためには、親がしっかりと予防してあげなければなりません。
そこで、子どもの歯周病を予防する上で効果的な方法を3つ解説します。

丁寧に歯磨きをさせる

子どもは歯磨きを面倒に感じる傾向があるため、丁寧に歯磨きさせるようにしましょう。
子どもが小さい場合は親が仕上げをしてあげる、大きい場合はデンタルフロスの使用を教えてあげるのも効果的です。
また、歯科医院で定期検診を受けることでブラッシング指導を受けることができます。

食生活に注意する

子どもが歯周病にかかりにくい食生活を心がけてあげましょう。
栄養バランスのとれた食事メニューはもちろん、
糖を多く含んだおやつを避ける、おやつの時間を決めるなどの工夫も必要です。

早寝させる

遅くまで夜更かししていると、睡眠不足になって疲れが溜まります。
疲労は身体の免疫力低下の要因になるため、子どもは早く寝かせるようにしましょう。
早寝早起きの規則正しい生活習慣を身につけさせてあげてください。

歯肉炎の可能性がある症状

初期段階の歯周病にあたる歯肉炎は自覚症状がなく、虫歯のように痛むことがありません。
そのため、子どもに歯肉炎が発症していても自覚できないケースがほとんどです。
実際、学校の歯科検診で歯肉炎が発覚するケースがほとんどではないでしょうか。

  • 口臭を感じる
  • 歯磨きの時に歯肉から出血する
  • リンゴなどを食べた時に歯肉から出血する

子どもにこれらの症状が見られた時は、歯肉炎の可能性を疑った方がいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、子どもの歯周病についてまとめます。

1. 歯周病という病名 :初期段階の歯周病は歯肉炎、中期段階の歯周病は歯周炎、重度段階の歯周病は歯槽膿漏
2. なぜ子どもが歯周病になるのか :糖の摂取が多い、親から子への感染、ストレスの蓄積などが理由
3. 子どもの歯周病を予防するには :丁寧に歯磨きをさせる、食生活に注意する、早寝させる
4. 歯肉炎の可能性がある症状 :口臭がする、歯磨きの時や食事の時に歯肉から出血する

これら4つのことから、子どもの歯周病について分かります。
初期段階の歯周病にあたる歯肉炎は小さな子どもでも発症しますし、
小学生が歯周病になって歯を失ってしまう可能性もゼロというわけではありません。
そのため、例え若くても虫歯同様、歯周病も徹底予防する意識を持ちましょう。

どのような人が歯周病にかかりやすいのでしょうか? [2021年09月10日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「歯周病にかかりやすい人」です。
歯周病にかかるリスクは人によって差があり、歯周病にかかりやすい人がいます。

そのため、予防していても歯周病にかかってしまう人もいますが、
一方で大して予防していないのにかからない人もいるのです。
そこで、ここでは歯周病にかかりやすい人の特徴について解説していきます。

噛み合わせが悪い人

嚙み合わせが悪い人は歯周病にかかりやすく、その理由として次のことが挙げられます。

口呼吸になっている

口呼吸をすると、口に乾燥した空気を直接取り込む形になるため、唾液が蒸発してしまいます。
そのため細菌が流れず停滞しやすくなりますし、口の中が酸欠状態になります。
歯周病の原因菌は空気を嫌うため、酸欠状態の口の中は歯周病にとって原因菌が活動しやすい環境になるのです。

歯肉に負担がかかっている

嚙み合わせが悪い人は、嚙み合わせた時の力のかかり方が均等ではなく、
歯と歯が当たらない箇所もあれば、一方で過剰に噛み合わせてしまう箇所もあります。
後者の状況では、嚙み合わせた時の力によって歯肉に負担がかかり、炎症を起こしてしまう可能性があるのです。

歯並びが悪い

嚙み合わせが悪くなる原因はさまざまですが、その一つとして歯並びの悪さが挙げられます。
歯並びが正常でなければ正常に噛み合わせることができないため、歯並びの悪さは嚙み合わせの悪さにつながります。
歯並びが悪い人は歯磨きがしづらく、歯並びが正常な人に比べて磨き残しが多いため、歯周病にかかりやすいのです。

身体の免疫力が低い人

身体の免疫力が低い人は風邪を引くなど体調を崩しやすく、これは細菌に感染しやすいのが理由です。
歯周病の場合も歯周病の原因菌…すなわち細菌に感染することで発症する病気のため、
身体の免疫力が低下している状態だとかかりやすくなります。

  • 疲労が溜まっている
  • ストレスが溜まっている
  • 睡眠不足
  • 栄養バランスを無視した食生活

免疫力低下の原因にはこれらのことが挙げられますが、全般的に生活習慣が関係しています。
つまり、不規則な生活習慣の人ほど歯周病にかかりやすいといえるでしょう。

歯磨きの精度が低い人

歯磨きは歯周病予防の基本ですが、ここで求められるのは頻度や回数ではなく精度です。
磨き残しの少ない精度の高い歯磨きをする人ほど、歯周病を予防しやすくなります。
次のことに該当する人は歯磨きの精度が低く、歯磨きしても歯周病の原因菌が残っている可能性が高いでしょう。

  • 正しい歯磨きの仕方を知らない
  • デンタルフロスや歯間ブラシを使っていない
  • 時間をかけて磨かない

正しい歯磨きの仕方は、歯科医院の定期検診の中で指導を受けることができます。
また、デンタルフロスや歯間ブラシを使わなければ磨けない箇所もあるため、
これらを使わない場合のプラークの除去率は6割程度とされており、4割の磨き残しが発生することになります。
さらに、時間をかけて磨かなければしっかり磨くことができないため、必然的に磨き残しが多くなるのです。

喫煙している人

タバコを吸っている人は歯周病にかかりやすく、発症のリスクは5倍以上も高まるといわれています。

  • ニコチンによって免疫機能が狂わされる
  • タールによってプラークが付着しやすくなる

理由としてはこれらのことが挙げられます。
また、タバコを吸うと歯周病が発症しても歯肉の腫れが見た目上では抑えられるため、
歯周病の発症に気づかず重症化しやすい傾向があります。

糖尿病を患っている人

糖尿病と歯周病の関係は、以前から報告されていることです。
糖尿病を患っている人は歯周病にかかりやすく、また歯周病を患っている人は糖尿病にかかりやすくなります。

  • 白血球の機能低下によって身体の免疫力が低下する
  • 高血糖になることで唾液の分泌量が低下する

糖尿病を患っている人が歯周病にかかりやすいのは、これらのことが理由になっています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病にかかりやすい人についてまとめます。

1. 嚙み合わせが悪い人:口呼吸になる、歯肉に負担がかかる、歯並びの状態が悪いなどが理由
2. 身体の免疫力が低い人:身体の免疫力が低下することで、歯周病の原因菌に感染しやすくなる
3. 歯磨きの精度が低い人:磨き残しが多ければ、それだけ歯周病の原因菌が残っており、発症しやすくなる人
4. 喫煙している人:ニコチンなどの影響で歯周病にかかりやすくなり、さらに重症化しやすい傾向がある
5. 糖尿病を患っている人:糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、歯周病の人は糖尿病にかかりやすい

これら5つのことから、歯周病にかかりやすい人について分かります。
あくまでこれはリスクの話ですから、歯周病が発症しやすい人でも予防することは充分可能ですし、
一方で発症しにくい人でも予防を怠れば歯周病にかかってしまうでしょう。
ただ、発症のリスクが高い人はそれだけ警戒する必要がありますから、
丁寧な歯磨きや定期検診の受診など、予防意識を高めることが大切です。

口呼吸はキケンがいっぱい! [2021年09月08日]

こんにちは。院長の伴場です。
暑い夏が終わるとやってくる食欲の秋。
ぶどう、マツタケ、栗、サンマと
秋は収穫を迎える食材も多く
食べものがおいしい季節でもありますね!

 

ですが、

 

そんな「秋の味覚」を楽しめなくなるかもしれない
『悪習慣』があります。

 

 

旬の食材が増える実りの秋に備えて、
今回は味覚障害のリスクを高めてしまう
「口呼吸」についてお話させていただきます。

 

 

 

 

◆口呼吸と鼻呼吸の違いとは?

 

普段、私たちが無意識のうちに行っている呼吸法には
・口呼吸
・鼻呼吸
の2種類があります。

 

 

基本的に、哺乳類が行う正しい呼吸法は
鼻から吸って鼻から吐く『鼻呼吸』で、
口呼吸を行うのは人間だけです。

 

犬が「ハアハア」と
口で息しているのを見たことがあるかもしれませんが、
あれは『パンティング』といって、
汗をかけない代わりに
体温を下げようとするときなどに見られる行動。

 

酸素はほとんど肺に送られていないようで、
正常な状態であれば、やはり鼻呼吸を行っているのです。

 

人間が口呼吸を獲得したのは、
言語を発するようになった影響だといわれています。

 

 

しかし、
口呼吸はあまり良い呼吸法とは言えません。

 

口呼吸をしていると冷たく乾いた空気とともに、
細菌やウイルスなどの異物が直接肺に入ってしまうため、
鼻呼吸に比べて、病気にかかりやすくなります。

 

 

 

 

 

◆口呼吸はむし歯や歯周病の原因に…

 

口呼吸による影響は、それだけではありません。

 

 

本来、お口の中の「だ液」は、
細菌や汚れを常に洗い流してくれています。

 

しかし、
口呼吸を続けていると
だ液が少なくなり乾燥状態に。

 

それによって
むし歯や歯周病の原因菌が
繁殖しやすく
なります。

 

 

むし歯が進行すれば、
ズキズキとした耐えがたい痛み
に襲われますし、
むし歯が神経に達すると神経の治療も必要になります。

 

また、歯周病は気づかないうちに進行しやすく、
放置していると
歯が抜け落ちるほど重症化してしまうことも…。

 

 

 

 

◆口呼吸による、さらなる悪影響

 

口呼吸による影響は、他にもたくさんあります。

 

・口臭の原因になる
・歯並びが悪くなる
・味覚障害を引き起こす
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になる

 

このように様々なトラブルを招くため、
口呼吸をしている方は、
ぜひとも鼻呼吸に改善していきましょう。

 

 

 

 

◆「あいうべ体操」で脱!口呼吸

 

それでは、実際に口呼吸を改善するためには
どうすればよいのでしょうか?

 

専門の治療を受けたり、
矯正器具を使うといった方法もありますが
まずはご自宅でも簡単にできる
「あいうべ体操」をご紹介したいと思います。

 

1.「あー」と口を大きく開く
2.「いー」と口を大きく横に開く
3.「うー」と唇をとがらせ、口を強く前に突き出す
4.「ベー」と舌を突き出し、下に向けて伸ばす

1~4を1セットとし、
毎食後に10セット繰り返します

 

 

 

 

舌や口周りの筋肉を鍛えることで、
口が不意に開くことを防ぎ、口呼吸の改善の他、
いびきや誤嚥(ごえん)の予防効果も期待できます。

 

ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。

 

 

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虫歯は絶対に治さないといけないのですか? [2021年08月27日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「虫歯を治療することの必要性」です。
例えば体調を壊した時、自分の判断で病院に行かない人もいます。

確かに、多少の風邪なら自宅で静養していれば治りますし、
大きな病気と違って病院に行かないのも一つの判断でしょう。
では、虫歯の場合はどうでしょうか。虫歯を治さないのも一つの判断として正しいのでしょうか。

進行した虫歯は自然に治らない

風邪で病院に行かない人は、病院に行かなくても治ると考えているからです。
しかし、虫歯の場合は一度でも進行すると自然に治ることはなく、治療しなければ悪化する一方です。
仮に口の中のプラークを全て除去できたとしても、進行した虫歯が治ることはありません。

そのため、虫歯を治さないというのは間違った判断になります。
実際、風邪で病院に行かない人も、病院に行かなければ風邪が絶対に治らないのであれば行くでしょう。
放置するのは自然治癒を見込んでの行動ですが、進行した虫歯においてそれは見込めないのです。

進行した虫歯を治療しなかった場合

進行した虫歯を治療しなかった場合、虫歯はさらに進行していきます。
そして、進行することで次の症状をもたらします。

痛みが増す

虫歯が神経まで進行すると、感じる痛みはより激しくなります。
ズキズキと常に痛むようになり、夜も眠れないほどの痛みが続きます。

神経を失う

虫歯が神経まで進行した場合、神経が細菌に感染してしまうと治療において神経の除去が必要になります。
また、治療しなかった場合も神経が死んでしまい、失った神経は再生することはありません。

歯を失う

進行した虫歯を治療しなかった場合、最終的に歯を失います。
歯周病のように抜けてしまうことはないですが、ボロボロに溶かされて歯としての機能を完全に失います。

大きな治療が必要になる

中には虫歯治療が怖くて虫歯を治さない人がいますが、それは全くの逆効果です。
治療内容は虫歯の進行度によって変わり、重症化すればそれだけ大きな治療が必要になってしまいます。

虫歯の本当の怖さ

虫歯を治療しなければ痛みが増し、さらに神経を失って、最後には歯も失います。
しかし、歯を完全に破壊した後も虫歯の原因菌は生き続けており、今度は血液の中に入り込みます。
血液というのは血管を通じて全身に回っているため、血液に入り込んだ虫歯の原因菌も全身に回ります。

この時、虫歯の原因菌が脳に回ることで脳梗塞を引き起こす危険性がありますし、
心臓に回る心筋梗塞を引き起こす危険性があり、これが虫歯を治さなかった場合の本当の怖さです。
確かに、このような事態が起こる確率は稀ですが、実際に起こって死亡した例も世界で報告されています。

「痛みがない=虫歯がない」とは限らない

おそらく、ほとんどの人が歯の痛みをきっかけに虫歯を自覚すると思います。
言い換えれば、歯の痛みがなければ虫歯がないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、以下のケースの虫歯では痛みを感じることがありません。

  • 初期の虫歯:発症したばかりの初期の虫歯では、痛みを感じることがありません
  • 神経を失った歯の二次虫歯:神経を失っているため、虫歯が発症しても痛みを感じることがありません
  • 進行して神経を失った虫歯:神経が死んで失われたことで、痛みを感じなくなります

歯が痛くなくてもこのような虫歯が発症している可能性はゼロではなく、
つまり歯が痛くないことは虫歯がないことの根拠にはならないのです。

虫歯を予防する方法

上記の解説から、虫歯は必ず治療しなければならないことが分かるでしょう。
もっとも、虫歯は治すことも大切ですが、それ以上に予防することも大切です。
そこで、虫歯を予防するために必要な3つのことを説明します。

歯磨きの精度を高めよう

虫歯予防の基本は歯磨きですが、歯磨きにおいて大切なのは頻度よりも精度です。
通常の歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってプラークの除去率を高めましょう。

食生活を見直して改善しよう

「糖の摂取」「ダラダラ食い」「間食」など、虫歯の要因の多くは食生活に関係しています。
虫歯になるリスクを減らすため、食生活を見直して改善しましょう。

定期検診を受けよう

定期検診を受けることで、虫歯が発症してもいち早く発見して治療できます。
また、定期検診の中では「ブラッシング指導」など、虫歯の予防につながる治療を受けることができます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯を治療することの必要性についてまとめます。

1. 進行した虫歯は自然に治らない :一度でも虫歯が進行した場合、治療しなければ治すことはできない
2. 進行した虫歯を治療しなかった場合 :痛みが増す、神経を失う、歯を失う、大きな治療が必要になる
3. 虫歯の本当の怖さ :虫歯を放置し続けることで、虫歯の原因菌が血液に入り込む
4. 「痛みがない=虫歯がない」とは限らない :例えば、初期の虫歯では痛みを感じることがない
5. 虫歯を予防する方法 :歯磨きの精度を高める、食生活を見直して改善する、定期検診を受ける

これら5つのことから、虫歯を治療することの必要性について分かります。
厳密にいえば、発症したばかりの初期の虫歯なら再石灰化の促進や適切なプラークコントロールで治ります。
しかし、一度でも進行した虫歯は自然に治ることがなく、
治療しなければ虫歯はどんどん進行していき、深刻な症状を引き起こしてしまいます。

二次虫歯とはどういう虫歯ですか? [2021年08月13日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。
今回のテーマは「二次虫歯」です。
虫歯の中には二次虫歯と呼ばれるものがあり、成人の虫歯の多くはこの二次虫歯によるものとされています。

もっとも、どのケースの虫歯においても「虫歯」と表現する人は多いでしょうから、
二次虫歯と聞いた時にどのような虫歯なのか分からない人もいると思います。
そこで、ここでは二次虫歯について解説していきます。

二次虫歯とは

二次虫歯とは、再発した虫歯のことを意味します。
一度虫歯治療した歯は詰め物などで処置しますが、再度虫歯にならないわけではなく、
虫歯の原因菌によって虫歯が再発することもあり、このケースの虫歯のことを二次虫歯と呼びます。

もっとも、本来なら虫歯の再発を防ぐために詰め物で処置しているのですが、
このような人工物は年数が経過することで劣化が起こるため、そうなると接着も弱くなって隙間が生じます。
そのわずかな隙間から虫歯の原因菌が入り込むことで、治療した歯が再び虫歯になってしまうのです。

二次虫歯の問題点

二次虫歯も最初の虫歯も、虫歯である以上は治療が必要ですが、二次虫歯には以下の問題点があります。

虫歯の発症を自覚しづらい

二次虫歯の場合、患部は詰め物で処置されているため、目で見て虫歯を発見することができません。
また、最初の虫歯で神経を失っている場合は痛みを感じることもありません。
そのため、虫歯が発症しても自覚しづらく、気づかない間に進行を許してしまいます。

繰り返すことで歯が失われる

二次虫歯と治療を繰り返すのはまさに負のループであり、歯が失われる要因になります。
二次虫歯になることで歯が溶かされますし、その二次虫歯を治すために歯を削ります。
「溶かされる」「削る」を繰り返すことで、少しずつ歯が失われていってしまうのです。

二次虫歯が発症しやすい人

虫歯治療をした時点で、誰もが二次虫歯を発症させてしまう可能性を持っています。
しかし、中でも以下のことに該当する人は二次虫歯が発症しやすくなってしまいます。

銀歯を使っている人

銀歯は費用の安さこそメリットですが、歯の健康を守ることにおいて必要最小限の素材です。
劣化するのが早くプラークも付着しやすいため、二次虫歯が発症しやすくなります。

定期検診を受けていない人

定期検診を受けていないと詰め物の劣化に気づくことができません。
また、予防治療も受けることができないため、二次虫歯が発症しやすくなります。

虫歯になりやすい人

二次虫歯も虫歯と同じですから、「糖の摂取が多い人」「歯磨きを丁寧にしていない人」など、
虫歯になりやすい特徴を持っている人は、同時に二次虫歯にもなりやすいでしょう。

二次虫歯はセラミックで予防しやすくなる

二次虫歯を予防するには、最初の虫歯同様に精密な歯磨きや食生活の改善が必要ですが、
二次虫歯ならではの予防方法として挙げられるのがセラミック治療です。
セラミックは審美性が高いため、人工物の見た目を美しくするための治療というイメージが強いかもしれません。

しかし、セラミックは人工物としての機能性も高く、詰め物の素材にすることで二次虫歯を予防しやすくなります。
まず、セラミックはツルツルした素材のためプラークが付着しにくく、清潔に保ちやすいのが特徴です。
さらに、歯とピッタリ接着することから隙間も生じにくく、細菌が入り込むのを防ぐことができるのです。

これらの理由から、セラミックにすることによって二次虫歯を予防しやすくなります。

セラミックの種類

二次虫歯を予防するためにセラミック治療を希望する人も少なくありません。
その場合、次の4つの種類の中から好きなセラミックのタイプを選択することができます。

オールセラミック

「オール」の名前が示すとおり、100%セラミックでできています。
審美性・耐久性など全ての面で優れており、セラミックの最上位に位置するタイプです。

ハイブリッドセラミック

レジンにセラミックの微粒子を練り込んだタイプです。
レジンの影響で年数経過による変色が起こりますが、費用が安めに設定されています。

メタルボンド

金属のフレームにセラミックを焼き付けたタイプです。
金属の頑丈さを持っているため、奥歯でも安心して使えます。

ジルコニアセラミック

人工ダイヤモンドを使用したタイプです。
メタルボンド同様に硬さが特徴で、さらにメタルボンドよりも高い審美性を持っています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、二次虫歯についてまとめます。

1. 二次虫歯とは :一度虫歯治療した歯が再度虫歯になること
2. 二次虫歯の問題点 :虫歯の発症を自覚しづらい、繰り返すことで歯が失われる
3. 二次虫歯が発症しやすい人 :銀歯を使っている人、定期検診を受けていない人
4. 二次虫歯はセラミックで予防しやすくなる :セラミックには二次虫歯を予防しやすくなる効果がある
5. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック

これら5つのことから、二次虫歯について分かります。
二次虫歯とは虫歯の再発のことであり、繰り返すことで歯を失ってしまいます。
最初の虫歯の場合と予防方法と同じですが、
二次虫歯ならではの予防方法として、詰め物の素材をセラミックにすることが効果的です。

甘いものを食べると虫歯になりやすい理由を教えてください [2019年04月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「甘いものを食べると虫歯になりやすい理由」です。子供の頃から、「甘いものを食べると虫歯になりやすい」と教えられてきた人が多いと思います。

最も、当時はその教えを「お菓子を食べるのを控えさせるためのウソ」と考えたかもしれませんが、それはウソではなく本当ですし、子供に限らず大人にも言えることです。そこで、今回はその理由…つまり甘いものを食べると虫歯になりやすい理由を説明します。

糖は虫歯の原因菌のエネルギー

私達は普段仕事をしていますが、仕事量は一定ではなく体調などによって変化します。体調が優れている時は多くの仕事をこなせますし、そうでない時は逆に仕事をこなせなくなりますが、そんな仕事量の変化に強く影響するのは食事によるエネルギーではないでしょうか。

食事を摂らずに空腹の状態では、いくら体調が優れていても仕事に力が入らないですからね。さて、虫歯の原因菌にも仕事があり、その仕事は酸を出して歯を溶かすことです。そして虫歯の原因菌も私達と同様、食事によるエネルギーによって仕事量が変化します。

では虫歯の原因菌のエネルギーの源とは何か?…それが糖なのです。甘いものには大抵糖が含まれており、糖の摂取は虫歯の原因菌にエネルギーを与えることになります。多量の糖を摂取すればそれだけ虫歯の原因菌が多くの酸を出す…つまり虫歯になりやすくなるのです。

虫歯になりやすい食生活

甘いもの…正確には糖が含まれるものを摂取すると虫歯になりやすくなりますが、では糖の摂取を控えれば虫歯になりにくいかと言えば、そうとは言い切れません。なぜなら、糖の摂取以外にも食事の中には虫歯のリスクを高めることがいくつかあるからです。

例えば、食事に時間をかけすぎるダラダラ食い、頻繁におやつを食べる間食がそれに該当します。ダラダラ食いをすると歯の脱灰ばかりが進み、再石灰化が正常に行われなくなりますし、間食が多い場合も再石灰化が行われるタイミングを失ってしまいます。

また、よく噛まずに食べてしまうと唾液の分泌が促進されないため、口の中の唾液が少なくなって細菌が流れなくなってしまいます。食事におけるこれらのことは、いずれも虫歯になりやすくなる原因となります。

虫歯になりにくい食生活

虫歯になりにくい食生活を説明すると、まず海藻類や大豆製品や野菜を摂取することです。これらはいずれもアルカリ性の食材ですから、酸性に傾いた口の中を中和して中性にしてくれます。また、食物繊維を含んだ食材も虫歯になりにくく、なぜなら唾液の分泌を促進させられるからです。

食物繊維を含んだ食材は食べる上で何度も噛む必要がありますし、唾液の分泌は噛むことで促されます。そして唾液の分泌が促されることで、唾液によって細菌が流れていくのです。とは言え、こうした食生活の改善だけでは虫歯の予防はできません。

虫歯を予防するには歯磨きはもちろん、定期的な検診で歯を綺麗にしなければならず、ただ糖の摂取を控える、ただ口の中をアルカリ性にするだけでは予防できないのです。また、食材を意識しすぎると栄養バランスが偏るため、あくまで栄養バランスの良い食生活が大切です。

歯を綺麗する歯磨きの仕方

食事による歯の汚れは虫歯の原因となり、それを解消するのが毎日の歯磨きです。ただし歯磨きは精度が重要ですから、磨き残しが多ければ虫歯の予防効果は半減するでしょう。歯を綺麗にする精度の高い歯磨きをするには、次の3つの方法が効果的です。

デンタルフロスの使用

デンタルフロスを使えば、ブラッシングでは磨けない歯と歯の隙間を綺麗に磨けます。ブラッシングだけの歯磨きの場合はプラークの除去率が6割程度ですが、デンタルフロスを使うことでそれが8割程度まで高まります。

プラークテスターの使用

プラークテスターを使えば、磨き残しプラークを染め出して目に見える状態にさせられます。プラークが目で確認できれば磨き残した箇所を全て綺麗にできますし、数日連続して使用すれば自分の歯磨きの弱点を知る上でも役立ちます。

ブラッシング指導を受ける

定期検診や予防歯科を受診すると、その中でブラッシング指導を受けることができます。これは正しい歯の磨き方を歯科医に指導してもらうもので、自分の歯並びに合った効率の良い歯の磨き方をマスターできます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、甘いものを食べると虫歯になりやすい理由についてまとめます。

1. 糖は虫歯の原因菌のエネルギー :糖を摂取することで虫歯の原因菌にエネルギーを与えてしまう
2. 虫歯になりやすい食生活 :糖の摂取、ダラダラ食い、間食、よく噛まずに食べるなど
3. 虫歯になりにくい食生活 :アルカリ性食材の摂取、食物繊維を含んだ食材の摂取など
4. 歯を綺麗にする歯磨きの仕方 :デンタルフロスの使用、プラークテスターの使用など

これら4つのことから、甘いものを食べると虫歯になりやすい理由について分かります。正確には、「甘いものを食べると虫歯になりやすい」ではなく、「糖を摂取すると虫歯になりやすい」と覚えた方が良いでしょう。例え甘くなくても糖が含まれていれば虫歯になりやすくなりますし、一方で例え甘くなくても糖が含まれていなければ、それで虫歯になりやすくなるわけではありません。

神経を抜くと虫歯になりやすいの? [2019年04月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「神経を抜くリスク」です。「虫歯治療で神経を抜いた」と気軽に話す人がいますが、神経を抜いたことは深刻な問題です。

神経を抜くと様々なリスクがあり、それでも抜くのはそこまで虫歯が進行していたからです。確かに、神経を抜けばその時の辛い痛みは解消できますが、その後の生活において虫歯になりやすくなってしまうのです。

二次虫歯が起こることの問題

神経を抜いた歯が虫歯になることは、虫歯治療した歯に虫歯が再発したことを意味しています。これを二次虫歯と呼びますが、二次虫歯が起こることは大きな問題と捉えなければなりません。と言うのも、二次虫歯は何度でも繰り返されますし、繰り返されることで歯を失ってしまうからです。

虫歯を治療しなければ虫歯はどんどん進行していきますから、最終的には歯がボロボロになって失われます。しかし二次虫歯の場合、例え治療したとしても繰り返されることで歯を失ってしまいます。虫歯の進行度にもよりますが、虫歯治療ではその過程で歯を削ります。

虫歯が繰り返されればその都度歯を削ることになりますから、歯はどんどん失われていくのです。そして、最初の虫歯治療で神経を抜くとそのリスク…つまり二次虫歯になりやすくなります。ではなぜ神経を抜くと虫歯になりやすくなるのか?…その理由を解説していきます。

栄養が届かなくなる

神経は感覚を伝えるだけでなく、歯に栄養を届ける役割も担っています。このため、神経を抜くと歯に栄養が届かなくなってしまいます。そうなると歯は見た目が黒く変色しますし、何より脆くなってしまいます。

脆くなった歯は抵抗力が弱く、細菌にも感染しやすくなる…つまり虫歯になりやすくなるのです。また耐久性自体も脆くなるため、健康な歯に比べて割れやすくもなります。身体に栄養が届かなくなると考えると怖くなりますが、現実として歯にそれが起こってしまうのです。

二次虫歯に気づかない

一度虫歯治療した歯が再度に虫歯になることを二次虫歯と呼びますが、最初の虫歯治療で神経を抜いている場合、その歯が二次虫歯になっても痛みを感じることは一切ありません。痛みを感じないことは一見メリットのように思えますが、実は大きなデメリットです。

なぜなら、痛みを感じないことで虫歯を自覚できなくなるからです。それも二次虫歯となると歯は詰め物や被せ物で覆われていますから、見た目での虫歯の判断ができません。このため二次虫歯になっても自分が虫歯だと気づかず、その結果虫歯が重症化してしまうのです。

虫歯が進行しやすくなる

虫歯は治療しなければどんどん進行していきますが、それでも身体は防御機能を働かせて虫歯の進行を食い止めようとしています。そして、その役割を担っているのが神経です。

虫歯になると神経は虫歯菌の進行経路に立ちはだかり、進行を塞ごうとするのです。しかし、神経を抜いてしまえばそれもできなくなりますから、虫歯の進行に対してノーガード状態になってしまうのです。

虫歯治療で神経を抜かないためには

虫歯治療で神経を抜かないためには、次の3つのことがポイントになります。

虫歯を予防する

そもそも、虫歯さえ予防すれば神経を抜く以前に治療する必要もありません。これが最も理想であり、健康な歯を維持することができます。

虫歯を早期治療する

「虫歯治療=神経を抜く」とは限らず、神経を抜くのは虫歯が酷く進行している場合です。このため虫歯になっても早期治療すれば、神経を抜くほどの治療は必要なくなります。

腕の良い歯科医から治療を受ける

虫歯治療において歯科医が神経を抜くべきと判断したとして、その判断は本当に正しいのでしょうか。神経を抜かずに治療できる可能性もあるため、治療を受ける歯科医院選びにはこだわるべきです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、神経を抜くリスクについてまとめます。

1. 二次虫歯が起こることの問題 :虫歯を繰り返してその都度歯を削っていては最終的に歯を失う
2. 栄養が届かなくなる :神経は歯に栄養を届けているため、抜いてしまえば歯に栄養が届かなくなる
3. 二次虫歯に気づかない :神経を抜くと痛みを感じなくなるため、虫歯が再発してもそれを自覚できない
4. 虫歯が進行しやすくなる :神経を抜くと虫歯の進行経路を塞ぐ防御機能が失われる
5. 虫歯治療で神経を抜かないためには :虫歯を予防する、虫歯を早期治療するなど

これら5つのことから、神経を抜くリスクについて分かります。虫歯において最も嫌なのは痛みだと回答する人が大半でしょうし、その気持ちは理解できます。確かに神経を抜けばそんな辛い痛みからは解放されますが、その後の問題を考えればデメリットは多いのです。歯に栄養が届かない、歯が脆くなる、痛みを感じなくなる、虫歯に対する防御機能が働かなくなる、これらはいずれも神経を抜くことで生じるデメリットであり、虫歯になるリスクや進行するリスクを高めます。

自宅でホワイトニングする方法があると聞きました [2019年03月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「ホームホワイトニングについて」です。ホワイトニングは歯科治療ですから、当然歯科医院で治療するイメージがあると思います。

確かにそれは一般的な方法ですが、実際にはホワイトニングには種類があり、その中には自宅でホワイトニングするホームホワイトニングがあります。そこで、ここではホームホワイトニングについて説明していきます。

ホームホワイトニングとは?

ホームホワイトニングとは、文字どおり自宅でホワイトニングする方法です。自宅で行えるため歯科医院に通院する回数が少なくてすみ、そのためなかなか歯科医院に行く時間を確保できない人におすすめです。

最も、通院の手間を理由にホームホワイトニングを希望する場合は注意が必要で、なぜならホームホワイトニングにはホームホワイトニングならではの手間がかかるからです。薬剤の取り扱いやマウスピースの装着など、毎日自分で施術しなければなりません。

ホームホワイトニングは通院が必要ない?

ホームホワイトニングでも通院は必要です。薬剤やマウスピースの受け取りは歯科医院で行いますし、薬剤を追加購入した場合も同様に歯科医院での受け取りになります。また、経過観察の目的で通院しなければならないこともあるでしょう。

このため、ホームホワイトニングでも通院が一切なくなるわけではありません。とは言え、通院回数自体はオフィスホワイトニングに比べて少なくてすむため、なかなか通院できない人にとってホームホワイトニングはメリットのある治療方法でしょう。

ホームホワイトニングは誰でもできる?

18歳未満の人や妊娠中・授乳中の女性など、一般的にホワイトニングをおすすめできない人にはホームホワイトニングもおすすめできません。また、ホームホワイトニングでは治療において毎日マウスピースを2時間ほど装着します。

このため、1日2時間のマウスピース装着の時間を確保できることが、ホームホワイトニングを希望する上での前提となります。この時間を確保できなければ、ホームホワイトニングをするのは物理的に不可能です。

オフィスホワイトニングと効果は同じ?

オフィスホワイトニングと比較した場合、どちらも同じ薬剤を使用するため治療方法は同じです。ただし効果に違いがあり、これは使用する薬剤の濃度の違いが理由になっています。ホームホワイトニングでは自分で薬剤を取り扱うため、安全性を考えて薬剤の濃度が薄くなっています。

このため、オフィスホワイトニングに比べて歯が白くなるのに時間がかかるのですが、一方で薬剤がしっかりと歯に浸透するため、白さの持続力が高くなります。つまり、「白くなるのに時間はかかるが後戻りもしにくい」…それがホームホワイトニングの特徴です。

オフィスホワイトニングと併用できる?

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングの併用が可能であり、その場合はデュアルホワイトニングという治療方法になります。それぞれの方法のメリットを活かせるため、効果で比較すれば最も歯を白くできる方法です。

ただしデュアルホワイトニングは効果が高い分それだけ費用も高く、また薬剤を使用する頻度も高いことから知覚過敏が起こりやすくなります。このため、デュアルホワイトニングは歯科医とよく相談してから決めた方が良いでしょう。

ホームホワイトニングの費用は?

ホームホワイトニング…と言うよりホワイトニングは自由診療のため、システム上その費用は歯科医院ごとで自由に設定できるようになっています。ですから、ホームホワイトニングの費用を一概に断言することはできません。

ただしある程度の相場は決まっており、ホームホワイトニングの場合は一般的に20000円~35000円ほどの相場になっています。また、ホームホワイトニングは他のホワイトニングの方法に比べて費用が安く設定されています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホームホワイトニングについてまとめます。

1. ホームホワイトニングとは? :自宅でホワイトニングする方法。専用のマウスピースと薬剤を使用する
2. ホームホワイトニングは通院が必要ない? :薬剤の受け取りなどのために必要だが、通院回数は少ない
3. ホームホワイトニングは誰でもできる? :1日2時間のマウスピース装着が可能であることが前提となる
4. オフィスホワイトニングと効果は同じ? :白くなるのに時間がかかるが、白さが長持ちする
5. オフィスホワイトニングと併用できる? :可能。デュアルホワイトニングと呼ばれる治療方法になる
6. ホームホワイトニングの費用は? :相場は20000円~35000円ほど。他の方法に比べて安い

これら6つのことから、ホームホワイトニングについて分かります。ホワイトニングに興味ありつつも治療を受けない人の中には、なかなか通院できないことを理由に挙げる人も少なくないと思います。その場合、ホームホワイトニングなら少ない通院回数でホワイトニングが可能です。ホワイトニングの方法の一つとして知っておくと良いでしょう。

どんな歯でもホワイトニングすれば白くなりますか? [2019年03月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「ホワイトニングで白くならないケース」です。ホワイトニングすれば歯は白くなりますが、どんな歯でも白くなるとは限りません。

この場合、重要なのは変色の度合いではなく原因であり、つまり「どのくらいの変色なのか」ではなく「なぜ変色しているのか」がポイントになります。ここでは、ホワイトニングしても歯が白くならないケースについて説明します。

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングすれば歯が白くなりますが、正確には「白くなる」ではなく「白く見える」が正しい表現です。そこで仕組みを説明すると、象牙質は歯の表面ではなくその奥にあるため、象牙質が変色していると表面をいくら綺麗にしても白くすることは不可能です。

ちなみに歯の表面にはエナメル質があり、通常このエナメル質が透明ガラス状態になっているため、その奥の象牙質がうつってしまいます。そこで、薬剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素の効果を利用します。

過酸化水素や過酸化尿素を含んだ薬剤を塗布することで、そこに活性酸素が発生します。そうするとエナメル質の構造が角状から球状に変化し、光が乱反射するようになります。これがマスキング効果となり、象牙質をうつらなくさせて歯が白くなっているように見えるのです。

ホワイトニングしても白くならない歯

次のケースではホワイトニングしてもほとんど白くならない、もしくは効果がありません。

人工の歯

いわゆる詰め物や被せ物、入れ歯やインプラントなどが該当します。例えば銀歯が目立って嫌だという理由でホワイトニングしても、銀歯を白くすることはできません。

<対処方法>
セラミックの詰め物や被せ物にすることです。セラミックは審美性が高く、天然の歯に近い見た目をしています。

テトラサイクリンで変色した歯

テトラサイクリンとは、以前子供の風邪薬に含まれていた抗生物質です。テトラサイクリンによって変色した歯はホワイトニングでもほとんど白くなりません。

<対処方法>
ホワイトコートなら、マニキュアのように歯を白く塗れます。一定期間で剥がれてしまいますが、ホワイトニング同様にホワイトコートは重ねて行えます。

ホワイトニングの種類

歯科治療のホワイトニングには次の3つの種類があります。いずれもホワイトニングの仕組み自体は同じですが、方法や効果において違いがあります。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングで、歯科医が薬剤を取り扱うため濃度の高いものを使用できます。このため効果が出るのが早く、少ない回数で短期間にて歯を白くできます。ただし後戻りもしやすく、白さを維持するためには定期的にホワイトニングしなければなりません。

ホームホワイトニング

自宅で行うホワイニングで、自分で薬剤を取り扱うため濃度は低くなっています。このため効果が出るまでに時間がかかりますが、一度白くなればそれを長期間維持できます。1日2時間のマウスピース着用が必要なため、その時間を確保できることが治療を受ける前提になります。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したホワイトニングです。それぞれのホワイトニングのメリットを活かせるため、効果の高さにおいて最も優れた方法です。ただし費用が高く、薬剤を使用する頻度も高いため知覚過敏が起こりやすくなります。

ホワイトニングできない人

ホワイトニングは誰でも治療というわけではありません。明確な制限は定められていないものの、次のことに該当する人はホワイトニングをおすすめできません。

18歳未満

歯が成長途中の段階だと、ホワイトニングの薬剤が歯にとってダメージになってしまい、歯を白くするどころか歯を傷つけてしまいます。

妊娠している

ホワイトニングの薬剤の胎児への影響は明らかになっておらず、そのため安全性を考えて妊娠中、さらに授乳中の女性にホワイトニングはおすすめできません。

虫歯がある

虫歯がある人でもホワイトニングはできますが、流れとしては虫歯治療が優先され、ホワイトニングするのは虫歯の治療を終えてからになります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホワイトニングで白くならないケースについてまとめます。

1. ホワイトニングの仕組み :エナメル質の構造を変化させ、マスキング効果によって白く見せている
2. ホワイトニングしても白くならない歯 :人工の歯、テトラサイクリンで変色した歯
3. ホワイトニングの種類 :オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとデュアルホワイトニング
4. ホワイトニングできない人 :18歳未満、妊娠中の女性、虫歯がある人

これら4つのことから、ホワイトニングで白くならないケースについて分かります。人工の歯やテトラサイクリンで変色した歯はホワイトニングでも白くならないですし、特に人工の歯の場合はホワイトニング自体をすることができません。

最も、これらの歯を白くする方法はあります。人工の歯は材質をセラミックにすることで白くなりますし、テトラサイクリンで変色した歯もホワイトコートで白く塗れば、美しい白い歯にできます。

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