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甘いものを食べると虫歯になりやすい理由を教えてください|川崎市の歯医者ならチーム医療の伴場歯科医院

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甘いものを食べると虫歯になりやすい理由を教えてください [2019年04月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「甘いものを食べると虫歯になりやすい理由」です。子供の頃から、「甘いものを食べると虫歯になりやすい」と教えられてきた人が多いと思います。

最も、当時はその教えを「お菓子を食べるのを控えさせるためのウソ」と考えたかもしれませんが、それはウソではなく本当ですし、子供に限らず大人にも言えることです。そこで、今回はその理由…つまり甘いものを食べると虫歯になりやすい理由を説明します。

糖は虫歯の原因菌のエネルギー

私達は普段仕事をしていますが、仕事量は一定ではなく体調などによって変化します。体調が優れている時は多くの仕事をこなせますし、そうでない時は逆に仕事をこなせなくなりますが、そんな仕事量の変化に強く影響するのは食事によるエネルギーではないでしょうか。

食事を摂らずに空腹の状態では、いくら体調が優れていても仕事に力が入らないですからね。さて、虫歯の原因菌にも仕事があり、その仕事は酸を出して歯を溶かすことです。そして虫歯の原因菌も私達と同様、食事によるエネルギーによって仕事量が変化します。

では虫歯の原因菌のエネルギーの源とは何か?…それが糖なのです。甘いものには大抵糖が含まれており、糖の摂取は虫歯の原因菌にエネルギーを与えることになります。多量の糖を摂取すればそれだけ虫歯の原因菌が多くの酸を出す…つまり虫歯になりやすくなるのです。

虫歯になりやすい食生活

甘いもの…正確には糖が含まれるものを摂取すると虫歯になりやすくなりますが、では糖の摂取を控えれば虫歯になりにくいかと言えば、そうとは言い切れません。なぜなら、糖の摂取以外にも食事の中には虫歯のリスクを高めることがいくつかあるからです。

例えば、食事に時間をかけすぎるダラダラ食い、頻繁におやつを食べる間食がそれに該当します。ダラダラ食いをすると歯の脱灰ばかりが進み、再石灰化が正常に行われなくなりますし、間食が多い場合も再石灰化が行われるタイミングを失ってしまいます。

また、よく噛まずに食べてしまうと唾液の分泌が促進されないため、口の中の唾液が少なくなって細菌が流れなくなってしまいます。食事におけるこれらのことは、いずれも虫歯になりやすくなる原因となります。

虫歯になりにくい食生活

虫歯になりにくい食生活を説明すると、まず海藻類や大豆製品や野菜を摂取することです。これらはいずれもアルカリ性の食材ですから、酸性に傾いた口の中を中和して中性にしてくれます。また、食物繊維を含んだ食材も虫歯になりにくく、なぜなら唾液の分泌を促進させられるからです。

食物繊維を含んだ食材は食べる上で何度も噛む必要がありますし、唾液の分泌は噛むことで促されます。そして唾液の分泌が促されることで、唾液によって細菌が流れていくのです。とは言え、こうした食生活の改善だけでは虫歯の予防はできません。

虫歯を予防するには歯磨きはもちろん、定期的な検診で歯を綺麗にしなければならず、ただ糖の摂取を控える、ただ口の中をアルカリ性にするだけでは予防できないのです。また、食材を意識しすぎると栄養バランスが偏るため、あくまで栄養バランスの良い食生活が大切です。

歯を綺麗する歯磨きの仕方

食事による歯の汚れは虫歯の原因となり、それを解消するのが毎日の歯磨きです。ただし歯磨きは精度が重要ですから、磨き残しが多ければ虫歯の予防効果は半減するでしょう。歯を綺麗にする精度の高い歯磨きをするには、次の3つの方法が効果的です。

デンタルフロスの使用

デンタルフロスを使えば、ブラッシングでは磨けない歯と歯の隙間を綺麗に磨けます。ブラッシングだけの歯磨きの場合はプラークの除去率が6割程度ですが、デンタルフロスを使うことでそれが8割程度まで高まります。

プラークテスターの使用

プラークテスターを使えば、磨き残しプラークを染め出して目に見える状態にさせられます。プラークが目で確認できれば磨き残した箇所を全て綺麗にできますし、数日連続して使用すれば自分の歯磨きの弱点を知る上でも役立ちます。

ブラッシング指導を受ける

定期検診や予防歯科を受診すると、その中でブラッシング指導を受けることができます。これは正しい歯の磨き方を歯科医に指導してもらうもので、自分の歯並びに合った効率の良い歯の磨き方をマスターできます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、甘いものを食べると虫歯になりやすい理由についてまとめます。

1. 糖は虫歯の原因菌のエネルギー :糖を摂取することで虫歯の原因菌にエネルギーを与えてしまう
2. 虫歯になりやすい食生活 :糖の摂取、ダラダラ食い、間食、よく噛まずに食べるなど
3. 虫歯になりにくい食生活 :アルカリ性食材の摂取、食物繊維を含んだ食材の摂取など
4. 歯を綺麗にする歯磨きの仕方 :デンタルフロスの使用、プラークテスターの使用など

これら4つのことから、甘いものを食べると虫歯になりやすい理由について分かります。正確には、「甘いものを食べると虫歯になりやすい」ではなく、「糖を摂取すると虫歯になりやすい」と覚えた方が良いでしょう。例え甘くなくても糖が含まれていれば虫歯になりやすくなりますし、一方で例え甘くなくても糖が含まれていなければ、それで虫歯になりやすくなるわけではありません。

神経を抜くと虫歯になりやすいの? [2019年04月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「神経を抜くリスク」です。「虫歯治療で神経を抜いた」と気軽に話す人がいますが、神経を抜いたことは深刻な問題です。

神経を抜くと様々なリスクがあり、それでも抜くのはそこまで虫歯が進行していたからです。確かに、神経を抜けばその時の辛い痛みは解消できますが、その後の生活において虫歯になりやすくなってしまうのです。

二次虫歯が起こることの問題

神経を抜いた歯が虫歯になることは、虫歯治療した歯に虫歯が再発したことを意味しています。これを二次虫歯と呼びますが、二次虫歯が起こることは大きな問題と捉えなければなりません。と言うのも、二次虫歯は何度でも繰り返されますし、繰り返されることで歯を失ってしまうからです。

虫歯を治療しなければ虫歯はどんどん進行していきますから、最終的には歯がボロボロになって失われます。しかし二次虫歯の場合、例え治療したとしても繰り返されることで歯を失ってしまいます。虫歯の進行度にもよりますが、虫歯治療ではその過程で歯を削ります。

虫歯が繰り返されればその都度歯を削ることになりますから、歯はどんどん失われていくのです。そして、最初の虫歯治療で神経を抜くとそのリスク…つまり二次虫歯になりやすくなります。ではなぜ神経を抜くと虫歯になりやすくなるのか?…その理由を解説していきます。

栄養が届かなくなる

神経は感覚を伝えるだけでなく、歯に栄養を届ける役割も担っています。このため、神経を抜くと歯に栄養が届かなくなってしまいます。そうなると歯は見た目が黒く変色しますし、何より脆くなってしまいます。

脆くなった歯は抵抗力が弱く、細菌にも感染しやすくなる…つまり虫歯になりやすくなるのです。また耐久性自体も脆くなるため、健康な歯に比べて割れやすくもなります。身体に栄養が届かなくなると考えると怖くなりますが、現実として歯にそれが起こってしまうのです。

二次虫歯に気づかない

一度虫歯治療した歯が再度に虫歯になることを二次虫歯と呼びますが、最初の虫歯治療で神経を抜いている場合、その歯が二次虫歯になっても痛みを感じることは一切ありません。痛みを感じないことは一見メリットのように思えますが、実は大きなデメリットです。

なぜなら、痛みを感じないことで虫歯を自覚できなくなるからです。それも二次虫歯となると歯は詰め物や被せ物で覆われていますから、見た目での虫歯の判断ができません。このため二次虫歯になっても自分が虫歯だと気づかず、その結果虫歯が重症化してしまうのです。

虫歯が進行しやすくなる

虫歯は治療しなければどんどん進行していきますが、それでも身体は防御機能を働かせて虫歯の進行を食い止めようとしています。そして、その役割を担っているのが神経です。

虫歯になると神経は虫歯菌の進行経路に立ちはだかり、進行を塞ごうとするのです。しかし、神経を抜いてしまえばそれもできなくなりますから、虫歯の進行に対してノーガード状態になってしまうのです。

虫歯治療で神経を抜かないためには

虫歯治療で神経を抜かないためには、次の3つのことがポイントになります。

虫歯を予防する

そもそも、虫歯さえ予防すれば神経を抜く以前に治療する必要もありません。これが最も理想であり、健康な歯を維持することができます。

虫歯を早期治療する

「虫歯治療=神経を抜く」とは限らず、神経を抜くのは虫歯が酷く進行している場合です。このため虫歯になっても早期治療すれば、神経を抜くほどの治療は必要なくなります。

腕の良い歯科医から治療を受ける

虫歯治療において歯科医が神経を抜くべきと判断したとして、その判断は本当に正しいのでしょうか。神経を抜かずに治療できる可能性もあるため、治療を受ける歯科医院選びにはこだわるべきです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、神経を抜くリスクについてまとめます。

1. 二次虫歯が起こることの問題 :虫歯を繰り返してその都度歯を削っていては最終的に歯を失う
2. 栄養が届かなくなる :神経は歯に栄養を届けているため、抜いてしまえば歯に栄養が届かなくなる
3. 二次虫歯に気づかない :神経を抜くと痛みを感じなくなるため、虫歯が再発してもそれを自覚できない
4. 虫歯が進行しやすくなる :神経を抜くと虫歯の進行経路を塞ぐ防御機能が失われる
5. 虫歯治療で神経を抜かないためには :虫歯を予防する、虫歯を早期治療するなど

これら5つのことから、神経を抜くリスクについて分かります。虫歯において最も嫌なのは痛みだと回答する人が大半でしょうし、その気持ちは理解できます。確かに神経を抜けばそんな辛い痛みからは解放されますが、その後の問題を考えればデメリットは多いのです。歯に栄養が届かない、歯が脆くなる、痛みを感じなくなる、虫歯に対する防御機能が働かなくなる、これらはいずれも神経を抜くことで生じるデメリットであり、虫歯になるリスクや進行するリスクを高めます。

自宅でホワイトニングする方法があると聞きました [2019年03月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「ホームホワイトニングについて」です。ホワイトニングは歯科治療ですから、当然歯科医院で治療するイメージがあると思います。

確かにそれは一般的な方法ですが、実際にはホワイトニングには種類があり、その中には自宅でホワイトニングするホームホワイトニングがあります。そこで、ここではホームホワイトニングについて説明していきます。

ホームホワイトニングとは?

ホームホワイトニングとは、文字どおり自宅でホワイトニングする方法です。自宅で行えるため歯科医院に通院する回数が少なくてすみ、そのためなかなか歯科医院に行く時間を確保できない人におすすめです。

最も、通院の手間を理由にホームホワイトニングを希望する場合は注意が必要で、なぜならホームホワイトニングにはホームホワイトニングならではの手間がかかるからです。薬剤の取り扱いやマウスピースの装着など、毎日自分で施術しなければなりません。

ホームホワイトニングは通院が必要ない?

ホームホワイトニングでも通院は必要です。薬剤やマウスピースの受け取りは歯科医院で行いますし、薬剤を追加購入した場合も同様に歯科医院での受け取りになります。また、経過観察の目的で通院しなければならないこともあるでしょう。

このため、ホームホワイトニングでも通院が一切なくなるわけではありません。とは言え、通院回数自体はオフィスホワイトニングに比べて少なくてすむため、なかなか通院できない人にとってホームホワイトニングはメリットのある治療方法でしょう。

ホームホワイトニングは誰でもできる?

18歳未満の人や妊娠中・授乳中の女性など、一般的にホワイトニングをおすすめできない人にはホームホワイトニングもおすすめできません。また、ホームホワイトニングでは治療において毎日マウスピースを2時間ほど装着します。

このため、1日2時間のマウスピース装着の時間を確保できることが、ホームホワイトニングを希望する上での前提となります。この時間を確保できなければ、ホームホワイトニングをするのは物理的に不可能です。

オフィスホワイトニングと効果は同じ?

オフィスホワイトニングと比較した場合、どちらも同じ薬剤を使用するため治療方法は同じです。ただし効果に違いがあり、これは使用する薬剤の濃度の違いが理由になっています。ホームホワイトニングでは自分で薬剤を取り扱うため、安全性を考えて薬剤の濃度が薄くなっています。

このため、オフィスホワイトニングに比べて歯が白くなるのに時間がかかるのですが、一方で薬剤がしっかりと歯に浸透するため、白さの持続力が高くなります。つまり、「白くなるのに時間はかかるが後戻りもしにくい」…それがホームホワイトニングの特徴です。

オフィスホワイトニングと併用できる?

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングの併用が可能であり、その場合はデュアルホワイトニングという治療方法になります。それぞれの方法のメリットを活かせるため、効果で比較すれば最も歯を白くできる方法です。

ただしデュアルホワイトニングは効果が高い分それだけ費用も高く、また薬剤を使用する頻度も高いことから知覚過敏が起こりやすくなります。このため、デュアルホワイトニングは歯科医とよく相談してから決めた方が良いでしょう。

ホームホワイトニングの費用は?

ホームホワイトニング…と言うよりホワイトニングは自由診療のため、システム上その費用は歯科医院ごとで自由に設定できるようになっています。ですから、ホームホワイトニングの費用を一概に断言することはできません。

ただしある程度の相場は決まっており、ホームホワイトニングの場合は一般的に20000円~35000円ほどの相場になっています。また、ホームホワイトニングは他のホワイトニングの方法に比べて費用が安く設定されています。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホームホワイトニングについてまとめます。

1. ホームホワイトニングとは? :自宅でホワイトニングする方法。専用のマウスピースと薬剤を使用する
2. ホームホワイトニングは通院が必要ない? :薬剤の受け取りなどのために必要だが、通院回数は少ない
3. ホームホワイトニングは誰でもできる? :1日2時間のマウスピース装着が可能であることが前提となる
4. オフィスホワイトニングと効果は同じ? :白くなるのに時間がかかるが、白さが長持ちする
5. オフィスホワイトニングと併用できる? :可能。デュアルホワイトニングと呼ばれる治療方法になる
6. ホームホワイトニングの費用は? :相場は20000円~35000円ほど。他の方法に比べて安い

これら6つのことから、ホームホワイトニングについて分かります。ホワイトニングに興味ありつつも治療を受けない人の中には、なかなか通院できないことを理由に挙げる人も少なくないと思います。その場合、ホームホワイトニングなら少ない通院回数でホワイトニングが可能です。ホワイトニングの方法の一つとして知っておくと良いでしょう。

どんな歯でもホワイトニングすれば白くなりますか? [2019年03月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「ホワイトニングで白くならないケース」です。ホワイトニングすれば歯は白くなりますが、どんな歯でも白くなるとは限りません。

この場合、重要なのは変色の度合いではなく原因であり、つまり「どのくらいの変色なのか」ではなく「なぜ変色しているのか」がポイントになります。ここでは、ホワイトニングしても歯が白くならないケースについて説明します。

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングすれば歯が白くなりますが、正確には「白くなる」ではなく「白く見える」が正しい表現です。そこで仕組みを説明すると、象牙質は歯の表面ではなくその奥にあるため、象牙質が変色していると表面をいくら綺麗にしても白くすることは不可能です。

ちなみに歯の表面にはエナメル質があり、通常このエナメル質が透明ガラス状態になっているため、その奥の象牙質がうつってしまいます。そこで、薬剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素の効果を利用します。

過酸化水素や過酸化尿素を含んだ薬剤を塗布することで、そこに活性酸素が発生します。そうするとエナメル質の構造が角状から球状に変化し、光が乱反射するようになります。これがマスキング効果となり、象牙質をうつらなくさせて歯が白くなっているように見えるのです。

ホワイトニングしても白くならない歯

次のケースではホワイトニングしてもほとんど白くならない、もしくは効果がありません。

人工の歯

いわゆる詰め物や被せ物、入れ歯やインプラントなどが該当します。例えば銀歯が目立って嫌だという理由でホワイトニングしても、銀歯を白くすることはできません。

<対処方法>
セラミックの詰め物や被せ物にすることです。セラミックは審美性が高く、天然の歯に近い見た目をしています。

テトラサイクリンで変色した歯

テトラサイクリンとは、以前子供の風邪薬に含まれていた抗生物質です。テトラサイクリンによって変色した歯はホワイトニングでもほとんど白くなりません。

<対処方法>
ホワイトコートなら、マニキュアのように歯を白く塗れます。一定期間で剥がれてしまいますが、ホワイトニング同様にホワイトコートは重ねて行えます。

ホワイトニングの種類

歯科治療のホワイトニングには次の3つの種類があります。いずれもホワイトニングの仕組み自体は同じですが、方法や効果において違いがあります。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングで、歯科医が薬剤を取り扱うため濃度の高いものを使用できます。このため効果が出るのが早く、少ない回数で短期間にて歯を白くできます。ただし後戻りもしやすく、白さを維持するためには定期的にホワイトニングしなければなりません。

ホームホワイトニング

自宅で行うホワイニングで、自分で薬剤を取り扱うため濃度は低くなっています。このため効果が出るまでに時間がかかりますが、一度白くなればそれを長期間維持できます。1日2時間のマウスピース着用が必要なため、その時間を確保できることが治療を受ける前提になります。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したホワイトニングです。それぞれのホワイトニングのメリットを活かせるため、効果の高さにおいて最も優れた方法です。ただし費用が高く、薬剤を使用する頻度も高いため知覚過敏が起こりやすくなります。

ホワイトニングできない人

ホワイトニングは誰でも治療というわけではありません。明確な制限は定められていないものの、次のことに該当する人はホワイトニングをおすすめできません。

18歳未満

歯が成長途中の段階だと、ホワイトニングの薬剤が歯にとってダメージになってしまい、歯を白くするどころか歯を傷つけてしまいます。

妊娠している

ホワイトニングの薬剤の胎児への影響は明らかになっておらず、そのため安全性を考えて妊娠中、さらに授乳中の女性にホワイトニングはおすすめできません。

虫歯がある

虫歯がある人でもホワイトニングはできますが、流れとしては虫歯治療が優先され、ホワイトニングするのは虫歯の治療を終えてからになります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホワイトニングで白くならないケースについてまとめます。

1. ホワイトニングの仕組み :エナメル質の構造を変化させ、マスキング効果によって白く見せている
2. ホワイトニングしても白くならない歯 :人工の歯、テトラサイクリンで変色した歯
3. ホワイトニングの種類 :オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとデュアルホワイトニング
4. ホワイトニングできない人 :18歳未満、妊娠中の女性、虫歯がある人

これら4つのことから、ホワイトニングで白くならないケースについて分かります。人工の歯やテトラサイクリンで変色した歯はホワイトニングでも白くならないですし、特に人工の歯の場合はホワイトニング自体をすることができません。

最も、これらの歯を白くする方法はあります。人工の歯は材質をセラミックにすることで白くなりますし、テトラサイクリンで変色した歯もホワイトコートで白く塗れば、美しい白い歯にできます。

メタルボンドとはどういうものですか? [2019年02月14日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「メタルボンドの説明」です。名前からは連想できないかもしれないですが、実はメタルボンドはセラミックの一種です。

セラミック治療で使用するセラミックにはいくつかの種類があり、患者さんは好きな種類のセラミックを選択できます。メタルボンドもその時の選択肢の一つであり、ここではメタルボンドについて説明していきます。

メタルボンドの特徴

セラミックの中でもメタルボンドは少々特殊な仕様になっています。と言うのも、メタルボンドは外見こそセラミックになっているものの、内部は金属のフレームで仕上げてあり、金属を使用していることがメタルボンドの名前の由来でもあります。

イメージとしてはまず金属のフレームがあり、そのフレームにセラミックを焼き付けたのがメタルボンドです。セラミックでありながら一部金属を使用しているメタルボンドですが、金属を使用していることがメタルボンドの長所にも短所にもなっています。

メタルボンドの長所

メタルボンドの長所をまとめると次のようになります。

セラミックは陶器ですから、事故で欠けたり割れたりすることがあります。その点メタルボンドはフレームが金属のため、金属と同じ耐久性の高さを持っています。このため、噛む力の強い奥歯をセラミックにする場合にメタルボンドを希望する人が多くいます。

構造上、メタルボンドは修理しやすくなっています。例えセラミックが割れても、内部の金属のフレームに問題なければ簡単に修理が可能です。ちなみに、ジルコニアセラミックもこれと同じ特徴を持っています。

メタルボンドの短所

メタルボンドの短所をまとめると次のようになります。

金属アレルギーの対象になる

セラミックを希望する人の中には、金属アレルギーを理由にセラミックにする人がいます。金属アレルギーなら銀歯は使用できないですし、その点陶器であるセラミックなら問題ないです。しかしメタルボンドは例外で、金属を使用しているためセラミックでも金属アレルギーの対象になります。

審美性に問題がある

メタルボンドもセラミックですから、銀歯に比べれば審美性は遥かに高くなります。ただし、オールセラミックなどに比べると審美性は劣ります。見る角度によっては金属が見えますし、劣化するとセラミックが剥がれて金属が露出してしまうこともあります。

他のセラミックとの比較

セラミックはメタルボンド以外にオールセラミック、ハイブリッドセラミック、ジルコニアセラミックがあります。メタルボンドをこれらの種類のセラミックと比較すると次のようになります。

オールセラミックと比較した場合

オールセラミックはセラミックの中で審美性も機能性も最上位に位置するため、性能で比較すればメタルボンドの方が劣ります。ただしオールセラミックはそれだけ費用も高いため、メタルボンドの方がお手軽さはあります。

ハイブリッドセラミックと比較した場合

ハイブリッドセラミックはレジンにセラミックの微粒子を練り込んだタイプで、材質的にはレジンに近くなります。このため耐久性の高さはメタルボンドの方が上であり、ハイブリッドセラミックは奥歯には不向きでしょう。元々ハイブリッドセラミックは費用のお手軽さが特徴ですから、他の機能性もメタルボンドの方が優れています。

ジルコニアセラミックと比較した場合

ジルコニアセラミックはメタルボンドの上位タイプであり、耐久性の高さに加えてメタルボンドよりも美しく、さらに金属アレルギーの心配もありません。このためメタルボンドはジルコニアセラミックに劣るもの、ジルコニアセラミックはその分費用が高くなります。

おすすめのセラミックは

メタルボンドはおすすめできるのか?それとも他のセラミックの方がおすすめなのか?
…それについては明確に回答することはできず、なぜなら患者さんの何を求めるのかによっておすすめのセラミックは異なるからです。

例えば、耐久性の高さを重視するなら確かにメタルボンドはおすすめですが、さらに高い審美性も求めるならジルコニアセラミックの方がおすすめです。また、とにかく費用を安くしたいのであればおすすめはハイブリッドセラミックになります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、メタルボンドの説明についてまとめます。

1. メタルボンドの特徴 :外見はセラミックだが、金属のフレームを使用しているため耐久性が高い
2. メタルボンドの長所 :耐久性が高い、修理しやすい(金属のフレームが問題ない場合)
3. メタルボンドの短所 :金属アレルギーの対象になる、審美性に問題がある(角度によっては金属が見える)
4. 他のセラミックとの比較 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、ジルコニアセラミックとの比較を紹介
5. おすすめのセラミックは :患者さんが何を求めるのかによって異なる

これら5つのことから、メタルボンドの説明について分かります。セラミックは知っていても、セラミックに種類があることを知らなかった人は多いのではないでしょうか。今回説明したメタルボンドもそんなセラミックの種類の一つです。セラミックにする時は当然セラミックの種類も選択することになるため、自分に合ったセラミックにするにはそれぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。

セラミックのメリットとデメリットを教えてください [2019年02月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「セラミックのメリットとデメリット」です。最近は口元の審美性にこだわる人が増え、そのため銀歯よりもセラミックを希望する人が増えています。

ではなぜ銀歯ではなくセラミックを希望するのか?…その理由として最も多いのは審美性の高さです。つまりセラミックには審美性が高いメリットがあり、そのメリットが目立っていますが、その一方でその他のメリット、そしてデメリットもあるため治療を希望する場合にはこれらの把握も必要です。

セラミックのメリット

セラミックには次のメリットがあります。特徴として言えるのは、セラミックは審美性だけでなく機能性も優れているということです。

審美性が高い

セラミックは審美性が高く、パッと見ただけだと天然の歯と見分けがつかないほどです。詰め物や被せ物は本来人には見られたくないものですが、それは銀歯が目立つからであり、セラミックなら審美性が高いため人に見られても気にならなくなります。

二次虫歯を予防しやすい

セラミックは材質的に表面がツルツルしており、プラークが付着しにくくなっています。また、製作における精度も高いため、詰め物や被せ物として使用する時に隙間も生じにくく、そのため銀歯のような虫歯の再発…つまり二次虫歯も起こりにくくなります。

長持ちしやすい

詰め物や被せ物の寿命は毎日のケアで変化するため、セラミックの寿命を一概に断言することはできません。しかし、相対的に保険診療の材質である銀歯より長持ちしやすくなっています。特にオールセラミックは劣化による変色も起こらないため、使用している間はずっと美しさを維持できます。

金属アレルギーの心配がない

金属アレルギーの人はそれが理由で銀歯を使用できません。その点、セラミックは陶器ですから使用しても金属アレルギーの心配はありません。ただし全てのセラミックがこれに該当するわけではなく、一部金属を使用したセラミックも存在します。

セラミックのデメリット

メリットがある一方で、セラミックにはデメリットもあります。ただしセラミックのデメリットは方法次第で解消も可能であり、その点もあわせて説明します。

費用が高い

セラミックには基本的に健康保険が適用されないため、銀歯に比べると費用は高額です。ただしセラミックは医療費控除の対象になりますし、セラミックの種類によっては比較的安く設定されているものも存在します。

欠けや割れの事故が起こる

陶器であるセラミックは、あまり強い力で噛みすぎると欠けたり割れたりすることがあります。最も、耐久性に問題があるわけではないですし、気になるなら耐久性に優れたセラミックも存在します。例えば、金属を使用したメタルボンドや人工ダイヤモンドを使用したジルコニアセラミックなどがあります。

セラミックの種類

セラミックにはいくつか種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。患者さんは好きな種類のセラミックを選択できますが、歯科医院によって取り扱っているセラミックの種類は異なります。

オールセラミック

100%セラミックでできており、審美性においても機能性においてもトップクラスのタイプです。実は100%セラミックなのはオールセラミックのみであり、他のセラミックは別の素材も混ざっています。審美性にとことんこだわる人におすすめで、欠点は他のセラミックに比べて費用が高いことです。

ハイブリッドセラミック

レジンにセラミックの微粒子を練り込んだもので、材質的にはセラミックとレジンの中間に位置します。レジンがベースになっていることで年数経過による変色が起こりますが、その分費用は安く設定されており、「お手軽なセラミック」というのがハイブリッドセラミックの特徴です。

メタルボンド

金属のフレームにセラミックを焼き付けたもので、セラミックでありながら金属並みの耐久性があり、仮にセラミックが割れても中身の金属に問題なければ修復も容易です。欠点は金属アレルギーの対象になることと、劣化するとセラミックが剥がれてしまうことです。

ジルコニアセラミック

イメージとしてはメタルボンドの上位タイプと考えると分かりやすいでしょう。人工ダイヤモンドを使用しているため、メタルボンド同様に耐久性が高いのが特徴です。さらにメタルボンドよりも美しく、金属アレルギーも起こりません。ただしメタルボンドも費用が高くなります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、セラミックのメリットとデメリットについてまとめます。

1. セラミックのメリット :審美性が高い、二次虫歯を予防しやすい、長持ちしやすいなど
2. セラミックのデメリット :費用が高い、欠けたり割れたりすることがある
3. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック

これら3つのことから、セラミックのメリットとデメリットについて分かります。「セラミックの特徴=審美性が高い」のイメージがありますが、実際には他にもメリットがあり、その一方でデメリットもあります。セラミック治療を希望する場合は、これらのメリットやデメリットを全て把握しておくと良いでしょう。

虫歯を予防するには、朝昼夜の食後に毎回歯磨きしないとダメですか? [2019年01月15日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「虫歯予防と歯磨き」です。虫歯予防の基本は歯磨きであり、歯磨きの目的はプラークを除去することです。

このため、私達は口の中が最も汚れるタイミングで歯磨きする習慣があり、それは朝、昼、夜のそれぞれの食後です。では、これらのタイミングで毎回歯を磨けば虫歯を予防できるのでしょうか。

歯磨きに大切なのは「精度」

朝、昼、夜の食後に毎回歯磨きしても、それだけで虫歯を予防できるかは分かりません。と言うのも、歯磨きにおいて大切なのは「頻度」ではなく「精度」だからです。ですから仮に1日10回歯磨きしたところで、その歯磨きの精度が低ければ虫歯は予防できません。

歯磨きの目的はプラークを除去することですが、では1回の歯磨きでどのくらいのプラークが除去できるのでしょうか。一般的にブラッシングだけの歯磨きの場合、プラークの除去率は6割程度とされています。

それだと4割程度の磨き残しが発生することになり、歯磨きを適当にすませば磨き残しはさらに増えるでしょう。一方で、1日1回しか歯磨きしないとして、その1回の歯磨きによるプラークの除去率が10割の場合、それだけで充分虫歯は予防できるのです。つまり、虫歯予防における歯磨きとして重要なのは精度です。

精度の高い歯磨きをするには

歯磨きにおいて大切なのは頻度ではなく精度…これについては分かっていただけたかと思います。さて、次に問題となるのはその方法…つまりどうすれば精度の高い歯磨きができるのかという点です。これには次の3つの方法があり、どの方法も歯磨き時のプラークの除去率を確実に高めることができます。

デンタルフロスを使う

デンタルフロスは歯と歯の隙間を磨くためのもので、通常のブラッシングではこうした箇所を磨けません。このため、デンタルフロスを使うことでプラークの除去率を2割高めることができます。歯間ブラシにも同じような効果があり、デンタルフロスは虫歯予防、歯間ブラシは歯周病予防に効果的です。

ブラッシング指導を受ける

歯磨きには正しい磨き方があり、それは歯並びによっても異なります。このため、歯科医院の予防歯科や定期検診ではブラッシング指導を行っており、それを受けることで自分の歯並びに合った精度の高い歯の磨き方を学べます。

プラークテスターを使う

プラークテスターを使えば、磨き残したプラークを染色することができます。本来なら無色透明なプラークを染色することで、磨き残しを目で確認できるようになります。このため磨き残しを確実に減らせますし、数日使用してパターンを知れば自分の歯磨きの弱点も分かります。

二次虫歯について

虫歯治療した歯が再度虫歯になる…つまり虫歯が再発することを二次虫歯と呼びます。二次虫歯は詰め物や被せ物の隙間から細菌が入ることで起こる虫歯であり、二次虫歯を予防するには歯磨きだけでは不充分です。

なぜなら詰め物や被せ物の境目を磨くのは技術的に難しく、そもそも詰め物や被せ物に隙間が生じている場合、それに気づくこと自体が困難ですからね。そこで、二次虫歯を予防しやすくなる2つの方法をお伝えします。

定期検診を受ける

定期検診では歯科医が口の中の健康状態を確認します。このため、詰め物や被せ物に隙間が生じている場合はそれを発見できますし、これらに劣化が見られる場合もそれに気づき、新品のものと交換して再びしっかりと接着させられます。

セラミックにする

「セラミック治療のメリット=審美性が高い」のイメージがありますが、それ以外にもセラミックには二次虫歯を予防しやすいメリットがあります。これはセラミックにはプラークが付着しにくく、さらに接着もしっかりして隙間が生じにくいのが理由です。

1日1回は精密な歯磨きをしよう

精密な歯磨きをするには時間がかかりますし、デンタルフロスやプラークテスターを使う場合は尚更です。このため、どうしても毎回の歯磨きでそこまで時間を費やせない方も多いでしょう。ちなみに、歯磨きにおいて大切なのは頻度ではなく精度だと説明しました。

ですから、1日3回の歯磨き全てをこのとおり実践できなくても構いません。もちろん実践できればするべきですが、どうしてもそれができないなら1日1回で良いのです。1日1回、時間をかけて丁寧で精密な歯磨きをする時間を作れば、虫歯は格段に予防しやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯予防と歯磨きについてまとめます。

1. 歯磨きに大切なのは「精度」 :毎食後歯磨きしても、その歯磨きの精度が低ければ虫歯は予防できない
2. 精度の高い歯磨きをするには :デンタルフロスやプラークテスターを使う、ブラッシング指導を受ける、3. 二次虫歯について :虫歯の再発である二次虫歯は、定期検診やセラミック治療が予防として効果的
4. 1日1回は精密な歯磨きをしよう :1日1回でも精密な歯磨きができれば虫歯を予防しやすくなる

これら4つのことから、虫歯予防と歯磨きについて分かります。何度歯を磨いても虫歯を繰り返すのであれば、歯磨きの仕方を考え直してみてください。その歯磨きは精密でしょうか?…頻度が高くても精度が低ければ虫歯の予防はできません。デンタルフロスやプラークテスターを使い、磨き残しの少ない歯磨きを心掛けてみてください。また、定期的に検診を受けて口の中の健康状態を確認するようにしましょう。

乳歯はいつか抜けるので虫歯予防は必要ないですか? [2019年01月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「子供の虫歯予防について」です。子供の乳歯はいずれ抜け、永久歯に生え変わります。

このため、乳歯は大切にしなくても良いと考える方も少なくなく、例えば「乳歯は抜けるから虫歯予防は必要ない」と思っている方もいます。しかしそれは大きな間違いで、例え抜ける乳歯であっても虫歯予防は必要です。

乳歯の虫歯は永久歯に影響する

乳歯でも虫歯予防は大切で、なぜなら乳歯の虫歯は永久歯に影響するからです。永久歯は乳歯が抜けた後に生えてきますが、実際にはもっと前から誕生しています。乳歯の下で、乳歯が抜けて自分が生えるタイミングをずっと待っているのです。ですからその乳歯が虫歯になると、乳歯の下に存在する永久歯に次のことが影響します。

正常な位置に生えてこない

乳歯が虫歯で抜けた場合、その乳歯は想定したよりもずっと早く抜けたことになります。このため永久歯が生える準備が整っておらず、顎の成長なども不充分なまま永久歯が生えてきます。そうなるとスペースも不充分な状態で生えてくるため、永久歯が正常な位置に生えてこなくなります。

変色する

虫歯はどんどん奥…つまり歯の下に向けて進行していき、乳歯もその例外ではありません。このため乳歯が虫歯になって歯の根まで進行した場合、そのすぐ近くに永久歯が存在しています。そうすると永久歯は虫歯菌や他の細菌の影響を受けてしまい、歯の色が変色してしまうことがあります。

…「永久歯が正常な位置に生えてこない」、「変色する」、いずれも永久歯の見た目が悪くなりますし、正常な位置に生えてこないことで歯並びが悪くなれば、見た目だけでなく健康面にも影響します。歯並びが悪いことで虫歯や歯周病になりやすくなりますし、噛み合わせの悪さは頭痛や肩こりを招きます。

乳歯は虫歯になりやすい

上記のことから乳歯でも虫歯予防が大切なことが分かりますが、そこで注意しなければならないのは、乳歯は虫歯になりやすいという点です。ではなぜ乳歯は虫歯になりやすいのか?…その理由として次のことが挙げられます。

乳歯はやわらかい

永久歯と比べると乳歯はやわらかく、そして脆いため細菌に感染しやすくなっています。永久歯でも予防を怠るとたちまち虫歯になってしまいますが、乳歯の場合はそのリスクがさらに高いと考えるべきですし、進行も早くなっています。

歯磨きが上手にできない

虫歯予防の基本は歯磨きですが、子供は歯磨きの技術が高くありません。大人ほど上手に磨けない上、歯磨きを面倒に思ってしまう子供だって多いでしょう。歯磨きを上手にできなければ磨き残しも多いため、それだけ虫歯にもなりやすいのです。

お菓子が好物

子供はお菓子が大好きで、特に糖の含まれたアメやチョコレートなどの甘いお菓子が好きですよね。しかし糖を摂取すると虫歯になりやすく、なぜなら糖は虫歯菌の大好物だからです。お菓子を食べれば食べるほど糖を摂取することになり、その分だけ虫歯になりやすくなります。

…歯磨きの技術やお菓子が好物である点は子供全般に言えることで、永久歯の子供にも該当します。ですから乳歯は虫歯になりやすいのは事実ですが、例え永久歯でも子供は虫歯になりやすいと思っておいた方が良いでしょう。

小児歯科の予防治療

子供の歯科治療は一般歯科でも可能ですが、乳歯の子供なら小児歯科に行くのがおすすめです。また、小児歯科では虫歯の治療だけでなく虫歯を予防するための治療にも力を入れており、定期的に通うことで次のような予防治療を受けられます。

フッ素塗布

歯にフッ素を塗布して、虫歯菌の出す酸に溶かされにくい強くて丈夫な歯にします。現在は歯磨き粉にもフッ素は配合されていますが、それよりも高濃度のものになります。

シーラント

奥歯の溝を専用のプラスチックで塞ぎ、虫歯菌が入り込まないようにします。専用のプラスチックは時間の経過で自然に溶けるため、その後の処置も特に必要ありません。

歯磨き指導

歯磨きが上手にできるよう、歯科医が正しい歯の磨き方を指導します。また、親に向けても正しい仕上げの方法を指導します。

歯のクリーニング

歯磨きで除去しきれない歯の汚れを綺麗に落とします。プラークはもちろん、食べ物による着色などがあった場合も除去できます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、子供の虫歯予防についてまとめます。

1. 乳歯の虫歯は永久歯に影響する :永久歯が正常な位置に生えてこない、変色するなどの影響がある
2. 乳歯は虫歯になりやすい :乳歯はやわらかい、子供は歯磨きが上手にできないなどが理由
3. 小児歯科の予防治療 :フッ素塗布、シーラント、歯磨き指導、歯のクリーニングなどの予防治療がある

これら3つのことから、子供の虫歯予防について分かります。例え乳歯でも虫歯予防は大切で、乳歯が虫歯になれば永久歯にも悪い影響があります。乳歯が虫歯で抜ければ永久歯は早いタイミングで生えてしまい、正常な位置に生えてこなくなります。

また、乳歯の虫歯が進行することで虫歯菌が永久歯に接近し、その影響で永久歯が変色することもあります。これらのことから言えるのは、乳歯の虫歯を予防するのは永久歯を守ることになるということです。定期的に小児歯科に通い、乳歯の虫歯は徹底予防するようにしてください。

歯肉炎と歯周病は同じ病気と聞きましたが、病名が違うのはなぜ? [2018年12月14日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「歯周病の病名について」です。どのような病気でも、それが病気である以上は病名がついています。

そして病名が異なるということは、それぞれの病気は別物ということになります。しかし、歯科医によっては歯肉炎と歯周病は同じだと言います。この場合、なぜ同じ病気なのに異なった病名になっているのでしょうか。

歯周病の進行と病名

歯周病は歯の骨の病気で、歯を支える歯槽骨が溶かされる病気です。ただし発症と同時にそうなるのではなく、歯槽骨は歯周病が進行することで溶かされます。そんな歯周病の進行度は初期段階、中期段階、重度段階の三段階に分けられています。

そして歯肉炎は初期段階の歯周病のことであり、つまり歯肉炎と歯周病はイコールです。ちなみに中期段階の歯周病のことを歯周炎、重度段階の歯周病のことを歯槽膿漏とも呼びます。このため、歯肉炎と診断された場合は初期段階の歯周病だということです。

病名の呼び方について

歯科医によっては歯肉炎のことを歯周病と呼びますし、一方で歯肉炎とそのまま呼ぶ歯科医もいます。ではなぜ歯科医によって病名の呼び方が異なるのか?…それについては深い意味はないと考えられます。おそらくですが、歯周病ではなく歯肉炎、歯周炎、歯槽膿漏と歯科医が呼ぶ場合、理由は次のどちらかでしょう。

以前の呼び方をしている

以前は歯周病とは呼ばず、歯肉炎、歯周炎、歯槽膿漏とそれぞれの病名で呼んでおり、最近になってそれらを一括りにして歯周病と呼ぶようになりました。ですから経験の長い歯科医の場合、以前の呼び方がそのまま癖になっている場合があります。

危機感を煽っている

患者さんに危機感を持ってもらうため、歯周病ではなく歯肉炎、歯周炎、歯槽膿漏と呼ぶ歯科医もいます。「炎」と表現することで炎症を連想するため症状をイメージしやすいですし、「膿みが漏れる」と表現する歯槽膿漏は歯周病に比べて深刻さが伝わると考えるからです。

歯周病は若くても発症する

歯周病は歯を失うイメージのためか、高齢の方に発症する病気だと思っている方が多いですね。しかしそれは間違いで、若くても歯周病は発症しますし、初期段階の歯周病…つまり歯肉炎に至っては小学生の子供でも発症します。

実際、小学校の歯科検診で歯肉炎と診断された経験のある方もいるでしょうが、「歯肉炎=初期段階の歯周病」である点から、歯周病は子供でも発症することが分かります。とは言え、若ければそれだけ代謝も活発ですから、歯を失うほど進行することはまずないでしょう。

歯周病を予防するには

歯肉炎、歯周炎、歯槽膿漏とも呼ばれる歯周病ですが、予防するためにはどうすれば良いのでしょうか。実は歯周病の予防方法は虫歯の予防方法と同じであり、次の三つを実践することが効果的です。

精密な歯磨き

歯周病予防の基本は毎日の歯磨きですが、ただ磨くだけでは意味がありません。効率良くプラークを除去できるだけの精密な歯磨きが必要です。そのためにはデンタルフロスや歯間ブラシを使い、時にはプラークテスターを使うのも良いでしょう。

生活習慣を改善する

歯周病は生活習慣病であり、日常生活の中にも発症のリスクを高める要因が潜んでいます。例えば疲労やストレスは身体の免疫力を低下させ、歯周病菌に感染するリスクが高まります。さらに喫煙はその行為自体が歯周病になるリスクを高めるため、こうした要因を取り除くことも大切です。

定期検診を受ける

静かなる病気と呼ばれる歯周病はいつの間にか発症して進行します。そうならないためには、定期的に検診を受けて歯周病の有無を診断してもらいましょう。また、定期検診を受けることで予防効果が高まるだけでなく、歯周病の早期発見と早期治療も可能になります。

…これら三つを確実に実践すれば大抵の歯周病は予防できますし、例え歯周病になったとしても歯周炎や歯槽膿漏など…つまり歯周病が進行する前に治療できます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病の病名についてまとめます。

1. 歯周病の進行と病名 :歯肉炎は初期段階の歯周病を意味する
2. 病名の呼び方について :歯科医によっては歯周病ではなく歯肉炎、歯周炎など以前の呼び方をする
3. 歯周病は若くても発症する :初期段階の歯周病である歯肉炎は、小学生の子供でも発症する
4. 歯周病を予防するには :精密な歯磨き、生活習慣の改善、定期検診を受けること

これら4つのことから、歯周病の病名について分かります。まとめると、歯肉炎は歯周病と同じであり、正確には初期段階の歯周病とイコールです。では、なぜ歯肉炎や歯周病など異なった病名になっているのか?

それは、以前は歯周病と呼ばず、歯肉炎、歯周炎、歯槽膿漏と呼んでおり、最近になってこれら全てを一括りにして歯周病と呼ぶようになったのです。つまり、歯肉炎と歯周病の違いは「以前の呼び方か現在の呼び方かの違い」です。

虫歯と歯周病、先に治療すべきなのはどっち? [2018年12月01日]

川崎市矢向の歯医者さん、伴場歯科医院です。今回のテーマは「虫歯と歯周病の治療の優先順位」です。虫歯も歯周病も怖い病気ですから、発症した以上は必ず治療しなければなりません。

とは言え、それぞれの治療方法は全く異なるため、両方同時に治療することは不可能です。そうなるとどちらか一方の治療を優先することになりますが、虫歯と歯周病ではどちらの治療を優先すべきなのでしょうか。

歯は建物、歯を支える骨は土台

歯は歯槽骨と呼ばれる顎骨に支えられており、これを建物に例えれば歯は建物、歯槽骨は土台になります。虫歯は歯の病気で歯周病は歯を支える骨の病気ですから、この例えに沿って言うなら虫歯は建物が破損した状態であり、歯周病は土台がぬかるんだ状態です。

さて、この例えから治療の優先順位が見えてくると思いますが、基本的には歯周病の治療が優先されます。と言うのも、土台がぬかるんだ状態では建物の修理がしづらいからで、まずは歯周病を治して土台を安定させて、それから建物の修理…つまり虫歯の治療をするのが基本です。

最優先すべきなのは患者さんの負担を減らすこと

虫歯と歯周病の両方になった場合、上記で説明したとおり歯周病の治療を優先するのが基本です。しかしあくまでそれは基本であり、実際には患者さんの負担を減らすことを最優先に考えます。ですから虫歯の痛みが酷い時など、場合によっては虫歯治療を優先することもあります。

また、一方の治療を始めた時点でその治療を最後まで行うとは限りません。例えば、「虫歯治療でひとまず痛みを解消」→「歯周病治療」→「歯周病治療を終えた後に虫歯治療の続き」、このように状況に応じて治療を切り替えることだって可能です。

一方の治療が同じ歯科医院でできないケース

虫歯の治療も歯周病の治療も基本的には同じ歯科医院で受けられますが、症状の度合いや患者さんの要望によってはそれができないケースもあります。つまり、虫歯治療はできるけど歯周病治療の一部ができない…こうしたケースがあるということです。

セラミック治療を希望するケース

虫歯治療では最終的に詰め物や被せ物で処置しますが、その材質にセラミックを希望した場合、セラミック治療に対応した歯科医院でなければなりません。また、取り扱っているセラミックの種類も歯科医院によって異なります。

フラップ手術が必要なケース

歯周病治療の基本はプラークコントロールと歯石の除去…つまり口の中を清潔にすることです。しかし歯周病が酷く進行している場合、歯肉を切開するフラップ手術が必要です。歯科医院によってはこのフラップ手術に対応していないこともあります。

骨の再生療法を希望するケース

歯周病によって溶かされた歯槽骨はそのままですが、治療によっては再生を促すことも可能です。それが骨の再生療法であり、いわゆるGTR法やエムドゲイン法がこれに該当します。これらの治療に対応した歯科医院は少なく、多くの一般歯科では対応していないのが現状です。

…このようなケースではその歯科医院で治療を受けることが不可能なため、必要な場合や希望する場合は歯科医への相談、もしくは歯科医の指示に従ってください。

歯周病治療の専門医

虫歯治療も歯周病治療も歯科医によって腕の差があります。そして患者さんが歯科医の腕を判断するのは難しいですが、歯周病治療においては日本矯正歯科学会の専門医の資格に注目することで、歯科医の腕を判断できます。

歯科治療は様々な分野においてその治療のプロフェッショナルを育成する学会が存在し、歯周病治療において最も規模の大きな学会が日本矯正歯科学会です。日本矯正歯科学会では資格制度を設けており、それが認定医・専門医の資格です。

これらの資格を持つ歯科医は歯周病治療において高い技術と経験があり、特に専門医の資格を持つ歯科医は歯周病治療の腕の信頼が高く、実績もあります。専門医の在籍する歯科医院は、日本矯正歯科学会のWEBサイトにて確認できます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯と歯周病の治療の優先順位についてまとめます。

1. 歯は建物、歯を支える骨は土台 :土台の修理、つまり歯周病治療が基本的に優先される
2. 最優先すべきなのは患者さんの負担を減らすこと :痛みを解消するため、虫歯治療を優先することもある
3. 一方の治療が同じ歯科医院でできないケース :治療内容や要望によっては対応できないこともある
4. 歯周病治療の専門医 :日本矯正歯科学会の専門医は、歯周病治療の腕の良さを示す資格である

これら4つのことから、虫歯と歯周病の治療の優先順位について分かります。基本的には歯周病の治療が優先されますが、その点は気にせず歯科医に何でも相談してください。例えば虫歯の痛みが辛い場合、それを我慢してまで歯周病の治療を受ける必要はありません。痛みが辛いことを伝えれば、状態によって一時的に虫歯治療を優先することができますし、優先順位として最も優先されるのは患者さんの負担を減らすことにあるのです。

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